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ラグビー コラム 2021年4月16日

プレーオフトーナメント1回戦の注目カード。 豊田自動織機シャトルズの下剋上か、 NECグリーンロケッツの初勝利か。

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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共同キャプテンのSH中嶋大希は「試合前に意識しようとしたのが、一人ひとりの責任とスキルの実行力でした。キックオフからボールを回してくることは分かっていながら間を抜かれてトライを奪われました。これが選手のメンタルに重くのしかかり、得点差も開く残念な結果となりました」と語った。コンタクト局面で押し込まれて、タックルを外されるシーンもあり、ディフェンス面の課題はある。

NECスターティングメンバー

豊田自動織機に対してはセットプレーで圧力をかけ、ボールを保持して攻める時間を長くしたい。SOグッドを中心にしたパス回しでディフェンスを突破する能力は高い。パワフルな突進とハードタックルが光るマリティノ・ネマニ、南アフリカのチーターズでプレーした万能BKベンハード・ヤンセ・ヴァン・レンスバーグの両CTBでチャンスを作り、トライゲッターのWTB後藤輝也らを走らせたい。中嶋キャプテンはキヤノンに敗れた試合後、「『NECプライド』を掲げて今シーズンをやってきましたが、それを貫き通してトーナメントで一勝することがファンの皆様への感謝となると思います」と話している。

NECの感謝の初勝利か。来季から始まる新リーグに向け、豊田自動織機シャトルズが自信をつける勝利をあげるのか。立ち上がりから目の離せない戦いになりそうだ。

文:村上 晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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