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ラグビー コラム 2021年4月1日

レフェリーなくしてゲームなし ~敬意がトップリーグを支える~

be rugby ~ラグビーであれ~ by 藤島 大
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レフェリーなくしてゲームなし ~敬意がトップリーグを支える~

TJ・ペレナラはトップリーグの申し子だ。申し子。この場合は「時代に招かれて舞い降りた才能」の意味である。世界のどこのコンペティションより日本国内の最高峰リーグが活躍を約束する。そんな感じがする。オープンなスタイルをぶつけ合う環境がNTTドコモレッドハリケーンズの9番の経験や能力をいっそう引き出している。

サントリーサンゴリアスのボーデン・バレットは国際統括機関の選ぶ「ワールド・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に2度輝いている。いざ来日、期待は裏切られなかった。「走る。投げる。蹴る」の選択を間違えない。もし自分が前へ出てタックルを浴びたほうがよりよいなら迷わずそうする。投げても蹴っても無難に試合を進められそうなのに。倒される途中、最後の最後までつなぐ機会をさぐるあたりは根っからニュージーランドのラグビー選手らしい。

ある若いファンが言った。「もしコロナでなくて例年のように許されるなら命がけでバレットのサインを手に入れます。解禁後の勝負の覚悟はできております」。みんなときめいている。

トヨタ自動車ヴェルブリッツのキアラン・リードのまさに一挙手一投足を凝視した知人がいる。かつての日本代表フランカーだ。宗像サニックスブルース戦の終了後に言った。

「ほら、大学の早稲田なんかの小さなフランカーがいつも低い姿勢で構えるイメージがあるでしょう。あれと同じでした。どんなにボールが遠くにあってもディフェンスに立つと自然に前傾している。つま先は必ず前を向く。もう染みついているんでしょうね」。

オールブラックスで127試合出場の世界の8番は珍しいことはなにもしない。転んだら起きて仲間のサポートに走り、異国のまじめな学生がそうするように低く構える。

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トップリーグはいまのところ順調に進行している。現況にあってラグビーの公式戦が行なわれる。しかもそこにはワールドクラスの名手が並ぶ。「すべてがファイナル」という気持ちに変わりはない。ペレナラやバレットやリードやマークスやフーパーが眼前に躍動する幸福に浮かれる。なにもかも肯定したくなる。でも。

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