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ラグビー コラム 2020年11月27日

関西大学Aリーグ4強対決 同志社の黄金BKが王者・天理に挑む 大学選手権出場枠に滑り込むのは、京産か関西学院か

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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対する同大は、今大会初戦で関西大に33-31という大苦戦。しかし、立命大戦では気持ちが吹っ切れたように攻勢に出て、WTB山口楓斗(3年)、FB桑山太一(4年)、CTB岡野喬吾(1年)らがディフェンスを翻弄。過去3年間勝てなかった京産大戦でも、怪我から復帰したWTB和田悠一郎(3年)が自陣から独走トライを決めるなど卓越した個人技を披露した。BKの決定力は天理大に優るとも劣らない。

勝敗の鍵は、スクラム、ラインアウトのセットプレー、ボール争奪戦で同大が力を発揮できるかどうかだろう。ボール争奪戦で優勢になれば、大学ラグビー界屈指のHB団、SH藤原忍(4年)、SO松永拓朗(4年)が的確な判断でディフェンスのいないスペースを攻略する。初戦で怪我をしたCTBシオサイア・フィフィタ(4年)は先週復帰し、周囲を生かすプレーに徹しながら機を見てパワー全開で突っ走った。同大としては、天理大のLOアシペリ・モアラ(3年)、NO8山村勝悟(2年)、フィフィタらのパワフルなランナーを走らせないように、組織ディフェンスで圧力をかけ続けたい。FL中尾泰星キャプテン(4年)が先頭で体を張るだろう。天理が勝てば5連覇。同大が勝てば5年ぶりの関西制覇となる。

文:村上晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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