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ラグビー コラム 2020年8月11日

チーム名変更の流れを避けられるか ~4年連続王者のクルセイダーズ~

be rugby ~ラグビーであれ~ by 藤島 大
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後半20分と15秒。スコアは22-13。勝っている側がささいな失敗をする。さりげなく蹴った楕円球がラインの外へそのまま出た。いわゆる「ダイレクトタッチ」。この瞬間、テレビ画面を見つめる世界中のラグビー好きは思った。

「あっ。負けているほうが最後は勝つ」

ほら直後にトライ。あたりまえのように追い上げ、追い越し、クルセイダーズがスーパーラグビーの「アオテアロア」を制した。闘争心をたぎらせるハイランダーズを憎らしいほど冷徹に退けた。おしまいのスコアは32-22。強いというか懐が深い。疲労の蓄積する時間帯に意識の高い選手たちが体を張って好機をつくった。古今東西に違わぬ覇者の姿だ。これで4年連続のタイトル獲得である。

ここまでの優勝直後、スコット・ロバートソンHC(ヘッドコーチ)は芝の上でブレイクダンスを披露してきた。でも今回は行なわなかった。両脚は地面を離れない。なぜ? 本人が答えている。

「われわれは知っている。リバプールがどうなったかを」(AFP)

サッカーのプレミアリーグ、リバプールは7戦を残して優勝を決めた。すると次の試合のマンチェスター・シティーに0-4の大敗を喫した。クルセイダーズは次節に敵地オークランドでブルーズとぶつかる。大昔からの好敵手の対決である。「まだビッグゲームが先にある」(NZヘラルド紙)。王座を守った夜も「夜間外出禁止令=門限」は設けられた。

本稿執筆時に対ブルーズの結果はわからない。いずれにせよ緩んだゲームにはならないだろう。ラグビーらしく「トロフィーのかからぬ名勝負」を観戦できるかもしれない。そして、それはクルセイダーズの「クルセイダーズ」としての最後の試合となる可能性もなくはない。

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