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6月21日、スーパーラグビー4年目を終えたオーストラリアカンファレンスのサンウルブズより今シーズンの総括コメントとデータが発表された。
今シーズン、初めて敵地で勝利した試合もあったが、サンウルブズは2勝14敗で、カンファレンスだけでなく、リーグ全体でも最下位に終わった。
2勝、得失点-290はワーストだが、ボーナスポイントも4点獲得し、接戦も多かったことがわかる。
また、スコッドは70人に達し、試合に出場した選手が59人(スコッドに入りながら出場しなかった選手が11人)と、過去4年間で最多となってしまった。
ケガも重なり、ワールドカップに備えて、スコッドに入ったが、日本代表の主力のうち何人かは参加することができなかった。
選手を固定しなかった影響で、ラインアウトの成功率は81.9%で15位、スクラムの成功率も12位タイで89%とセットプレーは安定しなかった。
反則の回数も1試合10回以上、イエローカードも16チームで最多の10枚と規律の面は最後まで改善されなかった。
ただ、アタッキングチームのサンウルブズは、ボールを持って走った距離は7位の6915m、オフロードパスの回数も5位と146回と多かった。
それにも関わらず、トライ数は最下位の14位タイの34と過去4年間で一番少なかった。やはり、チームとして成熟しなかったことを示している。
一方でWTB(ウィング)セミシ・マシレワはリーグ戦終了後のトライラインキングは、11トライと全体で2位。
クリーンブレイクの数もWTBマシレワは28回で全体2位、走った距離はWTBマシレワが1053mで全体2位、ゲラード・ファンデンヒーファーは966mで全体5位。
そして、得点ランキングでもSO(スタンドオフ)ヘイデン・パーカーは112得点で全体7位だった。今年はこの3人がチームを引っ張っていたことは明白だ。
また、観客数も秩父宮ラグビー場6試合の平均が14,978人、シンガポール国立競技場の2試合を入れてもホームの平均入場者数は12,403人とサンウルブズはファンに愛されていることがわかる。
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