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ラグビー コラム 2019年6月22日

サンウルブズ、ワールドカップイヤーの2019年シーズン総括。スーパーラグビー

ラグビーニュース by 斉藤 健仁
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最後に、サンウルブズを運営する一般社団法人ジャパンエスアール代表理事&CEOの渡瀬裕司氏のシーズン総括コメントを紹介する。

「サンウルブズの2019年のスーパーラグビーシーズンを通して、皆様にはヒト・コミュニケーションズサンウルブズズ)への多大なるご支援、ご声援をいただきまして、誠にありがとうございました。

サンウルブズの2019年シーズンは、最終的には2勝14敗という成績に終わりました。

サポートいただきましたスポンサー、サプライヤーの皆様、ファウンダーズクラブの皆様、メディアの皆様、そして、苦しい時も大きな声で応援していただいたファンの皆様には、大変申し訳なく思っております。

今シーズンのサンウルブズが不振に陥ったことに関しまして、サンウルブズを代表して少し述べさせていただきます。

1つが、トニー・ブラウンHC(ヘッドコーチ)に、シーズンを通してチームに帯同してもらうことが出来なかったことです。

今年はワールドカップイヤーということもあり、『日本代表の準備のため、トニー・ブラウンは一時的にチームを離れ、スコット・ハンセンAC(アシスタントコーチ)がHC代行として指揮を執る』という事を、2019シーズン当初よりアナウンスさせていただきました。

しかしながら、その準備には相当量の時間がかかってしまったのは事実であり、また、HC不在のままスーパーラグビーのシーズン開始を迎えたことが、想像以上の影響をチームに与えてしまったのは事実です。

ブラウンHCとハンセンACは綿密に連絡を取り合い、選手起用や戦術戦略に関しての意思疎通を充分に図っておりました。

彼らが十分な話し合いの中で、同じ方向軸での指揮を執っていたことに間違いはありませんし、HC不在の中で、ハンセンACは十二分の働きをしてくれました。

しかしながら、このような結果となってしまったのは、我々マネジメントに責任があると言わざるを得ません。

一部では『トニー・ブラウンHCはサンウルブズの指揮をとらず、休暇をとっている』との報道もありましたが、それは一部を切り取ったもので、事実とは異なります。

実際には日本代表の準備にあたっておりました。ワールドカップに向けて、彼のより一層の活躍を期待したいものです。もう1つ、選手起用の点についてお話しさせていただきます。

2019シーズンはサンウルブズと並行して、日本代表候補選手を中心とした“ウルフパック”というチームを組成し、トレーニング及び試合を行ってきました。

当初の予定ではスーパーラグビーの4月中旬から下旬の試合において、ウルフパックからサンウルブズに選手が合流し、スーパーラグビーの試合に出場する方針でした。

結果として、何名かの選手はウルフパックからサンウルブズに合流出来たのですが、一方でコンディションが上がらない選手については、サンウルブズには合流せずに、ウルフパックでコンディションを上げることに注力しました。

これは、スーパーラグビーが非常に強度の強い試合であり、コンディションが良くない場合には、ケガをするリスクが高まるということに他なりません。

実際に、サンウルブズではシーズン最初から想定外のケガ人が続出しましたし、その影響で新たな戦力の補充にも苦心しました。スーパーラグビーにおいて重要なのは、その時点でコンディションが一番良い状態にある選手を起用することです。

従いまして、ケガ人が出る度にジェイミー・ジョセフ日本代表HCはもとより、ブラウンHC、ハンセンACらと話し合い、状態の良い選手を選考し招集してきました。

結果として、サンウルブズでの活躍が認められて日本代表候補に選出されている選手、例えば茂野選手や山中選手、ボスアヤコ選手も出てきました。

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