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ラグビー コラム 2019年6月22日

サンウルブズ、ワールドカップイヤーの2019年シーズン総括。スーパーラグビー

ラグビーニュース by 斉藤 健仁
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最後に、チームの規律に関して少し話をしたいと思います。今年はイエローカードの数が10と、スーパーラグビー15チームの中で一番多く、サンウルブズの歴史から見てもこれまで年間で4~5だったものが倍増してしまいました。

これは我々マネジメント側が、OneTeamを徹底出来なかった事に責任があると感じています。

前述したケガ人による選手招集、そしてSANZAARによる決定など、チームを揺るがす想定外のことがあまりに多く、まとめきれなかった事に対して責任を感じております。

私も市原での練習や遠征にも帯同し、選手・スタッフたちと話し合いながら、1つのチームとして足りない部分を埋める努力をしてきましたが、浸透させる事ができませんでした。

SANZAARによる決定については、また改めて『日本のラグビーの将来」ということも含めて、日本協会と共にお話しさせていただきたいと思いますが、このサンウルブズというチームを将来的にどのように日本のラグビーのために活用して行くのか、ということは我々の喫緊の課題であると認識しております。

今シーズンのサンウルブズは多くの外国人選手が在籍し、結果を残すために身体を張って、与えられた環境で最大限のプレーをして戦ってくれました。

また、少ない日本人選手たちも、外国人選手とコミュニケーションをとりながら、1つのチームとしてまとまる努力をしてくれていました。

最後まで諦めないで戦ってくれた選手たちを誇りに思いますし、支えていただいた皆様には感謝の気持ちしかありません。

まもなくラグビーワールドカップが始まります。そしてその後には、2020年シーズンのスーパーラグビーが待ち受けます。

今シーズンの反省を生かし、2020年シーズンは更に良いチームに成長させるよう努力してまいります。皆様には、今後とも変わらぬご支援を、何卒よろしくお願い致します」。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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