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ラグビー コラム 2018年6月22日

【ラグビー日本代表コラム】常に僅差勝負、攻撃面で上回って勝ち切りたい 6月テストマッチ ジョージア戦の見どころ

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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178cm、96kgとFWの中では小柄な布巻峻介にも期待がかかる。攻守に気の利いたプレーが持ち味であり、低いタックルでジョージアの連続アタックを寸断し、ボールを奪い、攻撃のつなぎ役として活躍してもらいたい。SO田村優、インサイドCTB立川理道のコンビはエディー・ジョーンズヘッドコーチ時代から何度もコンビを組んできた。阿吽の呼吸で動けるコンビであり、パス、キックのスキルに優れた2人でボールを効果的に動かしたい。FB野口竜司は攻撃的な選手だが、的確なフィールディングで、地域獲得合戦を優位に運んでほしい。

ジョージアはシックスネーションズの下部「欧州ネーションズカップ」では8連覇中で世界ランキングは12位。昨年はウェールズ代表と6-13という接戦を繰り広げており、世界ランキング11位の日本代表とは互角の実力と見られる。今回の先発メンバーには、サンウルブズの一員でもあるHOジャバ・ブレグヴァゼ、ウェールズのオスプリーズでプレーするLOギオルギ・ネムサゼがいるが、フランスの強豪クラブでプレーする選手がずらりと並ぶ。BKは、ジョージア国内、ロシアでプレーしている選手が多いが、ラグビーワールドカップ3度出場のCTBダヴィド・カチャラヴァら経験豊富な選手が多い。

ジョージアと日本は、過去5回対戦し、日本の4勝1敗。しかし、快勝したのは2006年、東大阪市の花園ラグビー場での対戦のみだ。このときは大畑大介が3トライをあげてテストマッチの最多トライ記録を達成し、32-7で勝っている。その後は常に僅差勝負。ジョージアのスクラム、モールに圧力をかけられるからだが、ここを食い止め、スピーディーな展開でトライを獲るというのが日本の勝ちパターンだ。今回も攻撃面で上回って勝ち切りたい。

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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