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ピックアップ コラム 2021年2月16日

初めてイスラエルの地を踏むモラエイ、ムキと初の王者対決なるか/グランドスラム・テルアビブ2021

柔×コラム by 古田 英毅
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ビロディドは48kg級で世界選手権2連覇中の、いわずと知れた絶対王者。しかし173センチという高身長で最軽量級に留まる減量の厳しさゆえか、コロナ明けのパフォーマンスは悪し。52kg級に参戦した10月のグランドスラム・ブダペストは3位、階級を戻した1月のワールドマスターズではこれまで無敗の渡名喜風南に敗れてこれも3位に終わっており、その絶対性が大きく揺らぎつつある。再び自信を取り戻し、ライバルたちにプレッシャーを与えることが出来るか、そして五輪本番にコンディションを合わせるだけの余裕はあるのか。ライバルの影が薄い今大会、結果はもちろん内容に注目したいところ。

シジクは急成長中の本格派。1月のワールドマスターズでは芳田司の上手さの前に敗れて2位だったが、センス溢れる投技に加えて新兵器の腕挫十字固を極め捲り、もっとも目立っていたと言っても過言ではない。あと半年でどこまで伸びるのか、超激戦区57kg級を勝ち抜くだけのメンタルの強さ(この人の最後に残った弱点はここである)は獲得出来るのか。強豪の影薄い今大会で、しっかりその仕上りをウォッチしておきたい。

文:古田 英毅(柔道サイト eJudo)

※2月15日時点のエントリー情報を基に作成しています

古田 英毅

「eJudo」編集長。国内の主要大会はほぼ全てを直接取材、レポートを執筆する。自身も柔道六段でインターハイ出場歴あり。2019年東京世界選手権から、全日本柔道連盟の場内解説者も務める。J SPORTSワールドツアー中継ではデータマンを担当。

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