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モーター スポーツ コラム 2024年2月28日

スーパーフォーミュラ シーズンプレビュー|凄かった2023年から、もっと凄そうな2024年へ

モータースポーツコラム by 吉田 知弘
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プルシェールと同じく昨年F2で活躍し、今季はスーパーフォーミュラに戦いの場を移すのが岩佐歩夢(TEAM MUGEN)だ。2019年に鈴鹿サーキットレーシングスクール(現ホンダレーシングスクール)を首席で卒業し、現在はレッドブルジュニアドライバーの一員としてF1を目指している。

岩佐歩夢

一見すると、ヨーロッパでの武者修行から日本へ帰ってきたという見方をしている人も少なくないだろうが、実際には昨年のローソンや2017年のピエール・ガスリーのように、スーパーフォーミュラで結果を残し、F1へステップアップするチャンスを広げるというのが、彼に課せられたミッションなのだ。

岩佐にとってもスーパーフォーミュラのマシンをドライブするのは初めてだが、鈴鹿サーキットは走行経験がいくらかあるということもあり、昨年末の合同/ルーキーテストから速さをみせていた。開幕前の合同テストでも、ウエットコンディションでのセッション2と、ドライコンディションとなったセッション3でトップ3圏内に入るタイムを記録。ベストタイムという点ではチームメイトの野尻をしのぐシーンもみせた。

「もちろんスーパーフォーミュラはレベルの高いカテゴリーだという認識をしています。逆に結果が出せなければF1にチャレンジすることは難しいっていうふうに思っています。もちろん開幕戦で優勝するという目標もありますし、シリーズチャンピオンも大きな目標です。それが獲得できた時にF1に近づけるかどうかという流れの話にもなってくると思います。そんなに甘いものではないということは分かっていますが、とにかく全力で臨みたいです」(岩佐)

シーズンオフのテストを見る限り、昨年のローソンと同様に岩佐とプルシェールがルーキーイヤーからチャンピオン争いに絡んできそうな雰囲気。スーパーフォーミュラに何年も参戦するベテラン勢にとっては、昨年以上に気の抜けないシーズンとなりそうだ。

この他にも、昨年のスーパーフォーミュラ・ライツでチャンピオンの木村偉織(San-Ei Gen with B-Max)や、ジノックスF2000フォーミュラ・トロフィーでタイトルを獲得したJuju(TGM GrandPrix)が日本のトップカテゴリーに初参戦を果たすなど、今年は注目したいルーキードライバーがたくさんいるシーズンとなっている。

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