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モーター スポーツ コラム 2024年2月28日

スーパーフォーミュラ シーズンプレビュー|凄かった2023年から、もっと凄そうな2024年へ

モータースポーツコラム by 吉田 知弘
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さらに、今年はドライバー移籍も多いのも特徴だ。なかでも大湯都史樹と福住仁嶺がホンダ勢からトヨタ勢に移籍したことが一番の話題となっているが、その他にも宮田が抜けたVANTELIN TEAM TOM’Sのシートには坪井が入り、2016年王者の国本雄資がITOCHU ENEX TEAM IMPULに加入するなど、このシーズンオフは注目の移籍が多かった。

そして、昨年大活躍を見せたローソンを“上回るかもしれない”逸材が今年やってくる。

1人は2023年のF2王者でキック・ザウバー(旧アルファロメオF1)のリザーブドライバーも務めるテオ・プルシェールだ。

開幕前から期待を集めているテオ・プルシェール

本来ならF2チャンピオンから翌年にはF1へステップアップという流れになるのだが、現状F1各チームでレギュラーシートに空きがないということもあり、今季は名門ITOCHU ENEX TEAM IMPULよりスーパーフォーミュラに参戦する。

昨年12月に行われた合同/ルーキーテストからスーパーフォーミュラをドライブしているプルシェール。初日こそ初めてのマシンとコースに苦戦しているというコメントも残したが、2日目にはトップに対して0.3秒差に迫るタイムを記録した。ちなみに、ローソンが初めてテストに臨んだ時はトップから0.8秒差だった。プルシェールは、この時点でロングランのテストも敢行し、ライバルたちと遜色ないペースで周回。これには星野一樹監督も「彼は並じゃないです! やっぱりF1に乗るようなドライバーはレベルが違うなと思いました」と驚きを見せていた。

「スーパーフォーミュラは限りなくF1に近い選手権だと思っている。ストレートスピードはもちろん、コーナーリングスピードが非常に速いというのも魅力的な部分だ。今後、僕がF1に行くか行かないかは関わらず、今シーズンはスーパーフォーミュラでベストを尽くすということに集中したい」(プルシェール)

先日、鈴鹿サーキットで行われた開幕前の合同テストではウエットコンディションに苦戦していた様子だったものの、ドライコンディションではきっちりと上位に食い込むタイムを記録していた。星野一樹監督も「特に決勝で強いドライバーだと思います」と期待を寄せているだけに、チャンピオン争いに絡んでくる可能性は高そうだ。

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