人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

モーター スポーツ コラム 2023年11月3日

2023SUPER GT最終戦もてぎ、“3つのラストラン”

モータースポーツコラム by 吉田 知弘
  • Line

ホンダのフラッグシップモデルとして、多くのファンを魅了してきたNSX-GT。2014年から導入された共通モノコック規定では、フロント側にエンジンを搭載することが原則とされていたが、市販車と同様にミッドシップに配置。なかなかライバルを上回るパフォーマンスを引き出せず、相当苦労した時もあったが、ひとつひとつ改善していき、2018年と2020年にはチャンピオンを獲得。その後も、毎年のように最終戦までチャンピオン争いを繰り広げる活躍を見せた。

今回はNo.16 ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹)がランキング3番手につけており、ポイント差は離れているが、逆転のチャンスが残っている。何より、ホンダ勢で戦うドライバーそれぞれに、NSX-GTへの想い入れがあり、最後は良い形で終えたいと、皆が口を揃えて言っている。

その中で、見逃せないジンクスがひとつある。現行規定が導入され、NSX-GTもFR化することとなった2020年。そこから昨年まで5回レースが開催(コロナ禍で2020年と2021年は年2回開催)されているが、いずれもホンダNSX-GTが勝利している。以前はストップ&ゴータイプのもてぎが、NSX-GTにとって不得意なのではないかと言われていた時期もあったが、特にFR化してからは相性が良い様子。今回は全車ノーウェイトになることもあり、各チームとも優勝を狙っていることだろう。

ホンダのホームコースで、NSX-GTが有終の美を飾れるか、こちらも見逃せない。

【ミシュランタイヤ、GT500クラスラストラン】

逆転で王者奪取を狙うNo.3 Niterra MOTUL Z

そして、3つ目のラストランが、GT500クラスに長年タイヤサプライヤーとして参戦してきたミシュランだ。彼らがGT500に参戦を開始したのはJGTC時代の1999年。今ではニッサン勢とのコンビネーションが定着しているが、以前はトヨタ車、ホンダ車で参戦するチームにもタイヤを供給し、今では世界的にも珍しくなっている複数のタイヤメーカーが参戦する“タイヤコンペティション”のレースで奮闘してきた。

  • Line

関連タグ

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
モーター スポーツを応援しよう!

モーター スポーツの放送・配信ページへ