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モーター スポーツ コラム 2022年11月25日

藤波清斗選手(No.56 リアライズ 日産メカニックチャレンジ GT-R)「レースは最後まで何が起こるかわからないと改めて感じた」 | SUPER GT第8戦

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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──その後、25周終わりにルーティンワークでピットインしましたが、52号車、10号車はセーフティカーラン中の給油作業をうまく活用し、後半に入るとポジションが入れ替わり、先行されました。この時点で、チャンピオン争いが気になりはじめたのではないですか?

藤波:ピットに入ってJP選手にバトンタッチして、コースインした時には10号車にオーバーテイクされていたので……。ただ、しっかりとタイヤが温まれば、ロングスティントは全然問題はないとは思っていたし、JP選手が必ず抜いてきてくれると思ってました。

──そのなかで、えっ!? ということが起こってしまいました。42周走行中に右フロントタイヤが外れるという、まさかのアクシデント。あの瞬間、藤波選手はどこで見守っていたのですか。

藤波:ピット内にいました。近藤監督と椅子に座って見てました。やっぱり戦力外(ポイント圏外)になってしまったっていうこともあるので、チャンピオンシップはもうほぼ無理なんじゃないかなっていう気持ちは正直ありましたね。直後はちょっと自分も冷静になれなかった部分はありました。ただまだ周回数はあったので、一旦落ち着いて、もう一回ピットの方に戻って応援のほうに回って……。そしたら18号車(UPGARAGE NSX GT3)のペースがすごく良くて、“あれ!? ” っていう感じになって、そこから今度はランボルギーニの2台(No.87 Bamboo Airways ランボルギーニ GT3およびNo.88 Weibo Primez ランボルギーニ GT3)が猛烈なスピードでどんどん追い上げていくので。まあ、10号車のタイヤも結構厳しそうなこともタイムに現れていたので、ギリギリ(逃げ切りに)間に合うか間に合わないかっていうところかなと思っていて……。そこからは、もうあんまり覚えてないです。もう、(展開に)釘付けになっちゃって、とにかくここまでシーズンを通してポイントリーダーを守り続けてきたのに、こんな結末で終わるのは……っていうのがすごくあったので、なんとか勝ち取りたいという思いはすごく強かったのですが。(そのときのことは)あんまり覚えてないです。

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