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モーター スポーツ コラム 2022年5月2日

SUPER GT第2戦プレビュー 初めての450kmレースは、誰にも勝利の行方が見えず

モータースポーツコラム by 皆越 和也
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GT500は混戦必至。予想を遥かに超えた展開になるかも

Z GT500は評判が高いストレートスピードを富士で活かすことができるのか!?

まず昨年の第2戦の決勝結果を振り返ってみよう。優勝はAstemo NSX GTの塚越広大/ベルトラン・バゲット組で、2位はENEOS X PRIME GR Supraの大嶋和也/山下健太組。そして、3位がKeePer TOM’S スープラの平川亮/阪口晴南組だった。ちなみに、この時、日産勢の最上位はCRAFTSPORTS MOTUL GT-Rの平手晃平/千代勝正組で、5位につけるのがやっとで、こと富士では勝負権なしといった状況ではあった。

しかし、3月下旬に富士スピードウェイで行われた公式テストにおいて、GT-RからZにスイッチした日産勢も、トヨタ、ホンダ勢に対して互角の戦いが可能という印象を受けた。以前にも伝えたとおり、空力面の改善が著しいZは、富士の長いストレートを苦にしないことが明らかになったからだ。

公式テストで最速タイムを記したのは、au TOM’S スープラの坪井翔/ジュリアーノ・アレジ組で、坪井が1分27秒492をマーク。ただ、これは2日間の4セッションの最初に記録されており、この後のセッションが雨に見舞われなければ、もっとタイムが伸びた可能性もある。ちなみに、昨年のポールタイムはWedsSport ADVAN GR Supraの宮田莉朋が記録した、1分26秒496だった。

また、このセッションにおいて、2番手がMOTUL AUTECH Zの松田次生/ロニー・クインタレッリ組だったことは、前述したことの根拠でもある。3番手はWedsSport ADVAN GR Supraの国本雄資/阪口組。このチームは富士の予選、すなわち一発の速さには定評があるが、決勝ともなると「?」。一重にヨコハマが、決勝にどれだけマッチするタイヤを用意できるかにかかっている。もし、しっかりハマってくれれば、ダークホースどころか、それ以上の存在になりそうだ。

ともあれ、予選はトヨタ勢が有利だと予想されるが、決勝レースではどこか一方的な展開にならないのでは? むしろ、先に述べたレース運びのうまさ、戦術の妙の方がレース展開に効いてきそうだ。ただ、それはあくまでドライコンディションが保たれた場合。

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