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SUPER GT 2022 シーズンレビューマシン編 |サーキットによって各陣営の“得意不得意”が分かれそうな2022シーズン
SUPER GT by 吉田 知弘フロント周りのデザインが大きく変わったNSX-GTのタイプS。
いよいよ開幕を迎える2022年のSUPER GTシリーズ。これまで3月に岡山国際サーキット、富士スピードウェイの2ヵ所でテストが行われてきたが、ここでGT500クラスに参戦する3メーカーの“方向性”が少し見えてきた。
昨年は空力部分の開発規制があり、各社とも2020年モデルから外観部分での変更がなかったのだが、2022年に向けては変更が認められることなった。こういった動きもあり、日産は新型Zを投入。ホンダもNSX-GTをタイプS仕様に変更し、フロント部分のデザインが大きく変わった。トヨタGRスープラも見た目で大きな変化はないが、エアロパーツを見直しており、新しいアイテムを今季に向けて用意している。
メーカーそれぞれで思惑があって今季仕様のマシンを仕上げてきたのだが、2回の公式テストをみていると、それぞれに強みと弱みがあるように感じられた。
J SPORTS 放送情報
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SUPER GT 2022 第1戦 岡山国際サーキット 予選
放送日:2022年4月16日(土) 放送時間:午後 1時 50分~午後 4時 30分
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SUPER GT 2022 第1戦 岡山国際サーキット 決勝
放送日:2022年4月17日(日) 放送時間:午後 1時 30分~午後 5時 00分
特に顕著に見られたのが、富士スピードウェイで行われた2回目の公式テスト。2日間設けられたセッションのうち、およそ半分はウエットコンディションとなってしまったが、ドライコンディションで速さをみせたのが、トヨタ勢。1日目にはNo.36 au TOM’S GR Supraがトップタイムを記録し、2日目にはNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supraが速さをみせた。
GRスープラが富士スピードウェイで速いというのは、2020年から言われていたことだが、その流れは今年も変わっていない様子。特に昨年のチャンピオンマシンである36号車は開幕戦の岡山国際サーキットでも速さをみせており、序盤戦はかなり手強い存在となりそうだ。
連覇に期待が掛かるNo.36 au TOM’S GR Supra。
ただ、今年はトヨタ勢に加えて日産勢も富士スピードウェイで速さを見せそうなのだ。前述の通り、今季は新開発のZ GT500を投入したのだが、昨年までのGT-Rと比べて全体的にバランスを見直してきたとのこと。その影響もあってか、ストレースピードが速いと開幕前から話題となっている。
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