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モーター スポーツ コラム 2020年10月14日

【スーパーバイク世界選手権 第8戦:プレビュー】27年ぶりのエストリルに王者争いは持ち越しに

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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ジョナサン・レイがレース1とスーパーポールレースを制した時点で、マニクールでチャンピオンが決まりそうな流れでしたが、レイの6連覇達成は最終戦の結果次第ということになりました。

ライダーのチャンピオン争いはジョナサン・レイ(カワサキ)が340点で首位。そして、ランキング2位のスコット・レディング(ドゥカティ)が281点となり、両者の得点差は59点。最終戦のレース1終了時点で37点差でレイのチャンピオン決定ということになります。レディングは優勝が絶対条件であることは当然なのですが、勝った上でなおかつレイが14位以下でないとチャンピオンが決まるという非常に厳しい条件です。

ただ、マニュファクチャラーズ選手権はカワサキが366点、ドゥカティが340点と26点差ですから、こちらはドゥカティに逆転のチャンスが十分にあります。2015年以来カワサキが5年連続で獲得し続けている同選手権の王座をドゥカティは奪うことができるでしょうか? もし仮にドゥカティがチャンピオンになれば2011年以来9年ぶりということになります。そう、スーパーバイク世界選手権の顔とも言えるドゥカティですが、これほど長くタイトルから遠ざかっているのですね。

やはり見所はチャンピオン争いの行方ということになりますが、来季の体制がまだ決まっていないところもあるので、最終戦は各ライダーがレースでアピールをする舞台。そういった部分も注目していきましょう。

まず、残留が決まっているのはジョナサン・レイ(カワサキ)とアレックス・ロウズ(カワサキ)のカワサキワークスライダー2人。一方でドゥカティはチャズ・デイビス(ドゥカティ)の行方がまだ不透明。デイビスの今季の優勝は僅か1回だけで、5勝を飾っているスコット・レディング(ドゥカティ)に比べると少ないですが、コンスタントにポイントを重ねてランキングでは3位につけています。

最終戦までチャンピオン争いが持ち越したのもデイビスが3位に入ったからこそ。在籍7年目のデイビスですが、最終戦でさらなる活躍をすることが8年目への切符ということになりそうです。シート争いの最大のライバルと噂されていたダニロ・ペトルッチはMotoGPのKTM移籍が決まりましたから、デイビス残留の可能性は高いでしょう。

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