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サッカー&フットサル コラム 2026年5月21日

4戦ぶり勝利か!3連勝か!プレミア初顔合わせは緑のアスレタ対決!東京ヴェルディユース×帝京長岡高校マッチプレビュー【高円宮杯プレミアリーグEAST第9節】

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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東京ヴェルディユース・渡邉春来

プレミアリーグ復帰2シーズン目を戦っている東京ヴェルディユースは、ここに来てやや足踏みが続いている印象だ。第2節から第5節までは3勝1分けと勝ち点10を積み上げ、好調をキープしていたが、第6節でFC東京U-18との“ダービー”に2-4で敗れると、そこから3試合白星を掴み取れていない。

ホームで戦った前節のベガルタ仙台ユース戦も、古賀大雅と鈴木暖人の両フォワードのゴールで終盤までリードしていたものの、90+5分にサイドアタックから失点を喫し、2-2のドローという悔しい結果に。今節は改めて4戦ぶりの勝利を目指す一戦となる。

昨季まではプレミアWESTで2年を戦い、今季からEASTに“転籍”してきた帝京長岡高校は、ここまで4勝4敗とイーブンの成績。「プレミア3年目ではなくて、“EAST1年目”のルーキーなので、まったく別のリーグに飛び込むという意識はしています」とは古沢徹監督だが、悪くない序盤を過ごしていると言っていいだろう。

アウェイに乗り込んだ前節の川崎フロンターレU-18戦は、2分に和食陽向が、35分に霧生海伊が得点を挙げ、前半で2点をリード。76分と83分の連続失点で一時は追い付かれるも、87分にプレミアデビュー戦となった1年生の服部啓翔が決勝点を叩き出し、3-2で競り勝って今季初の連勝達成。確かな勢いを携えて、今節に挑む。

東京Vユースの最終ラインを引き締めているのが、ディフェンスリーダーの渡邉春来だ。2年生だった昨季も3バックの中央に入り、リーグ戦18試合でプレー。今季もフルタイム出場を続けており、「自分がしっかり声を出して、チームを引っ張っていければなと思います」と主力の自覚も十分に備えている。

サイズは172センチと決して大きくはないが、クレバーなポジショニングと巧みなカバーリングは大きな武器。「身体で勝てなくても、予測とかポジショニングとか、そういうところで相手にやらせないことは考えていますし、そういう部分で相手を勝れるのが自分の強みだと思います」と言い切る5番のセンターバックから、この試合も目が離せない。

ダイナモと称したくなる献身的なプレーでチームを支える木下晴天も、東京Vユースには欠かせない存在だ。右ウイングバック、左シャドー、右シャドーと複数ポジションをこなしつつ、『チームでは一番オマエが走れるから、走らないとダメだ』とミナさん(皆川翔太コーチ)にも言われているので、そこは絶対に譲れないところかなと思っています」と自ら語る圧倒的な運動量で、ピッチを駆け回っている。

昨年から試合に出続けてきただけに、「(仲山)獅恩くんはどんな時もゴールに直結するプレーを狙っていたので、あの意識を取り入れて、今年はよりゴールにフォーカスしていきたいと思います。獅恩くんみたいに二桁ゴールを獲りたいですね」と前エースの仲山獅恩(東京V)をモデルケースに、より結果へフォーカスする覚悟も定めている。

帝京長岡の中盤で効果的な働きを継続している霧生海伊は、試合を追うごとに存在感を強めている。今季はここまでチーム唯一のフルタイム出場。「周りを見て、フリックを入れたり、ワンツーしたりと、味方を使ったプレーは結構得意です」という攻撃面に加えて、全体のバランスを維持する守備面での貢献度も見逃せない。

前節の川崎U-18戦ではプレミア初ゴールもマークし、チームも勝利しただけに、良いリズムで今回のアウェイゲームにも臨めるはず。「今は失点が多いので、ピンチでも最後の局面でしっかり滑ったり、そういうこだわりを持ってやっていかないといけないかなと思っています」とさらなる成長を期す中盤の絶対軸が、グループに揺るがぬ太い幹を通していく。

2年生ながら帝京長岡の9番を託されている児山雅稀が、ブレイクの時を迎えている。まだ1年生だった昨季もプレミアで5ゴールと一定の数字を残してきたが、今シーズンは第2節から4戦連発を記録し、重ねた得点は既に6点。ストライカーの称号に恥じないプレーを披露している。

シーズン前に話を伺った際には、「目標は日本一なので、そこに行くまでの練習や試合で、良い雰囲気をみんなで創り上げていきたいなと思いますし、個人としてはプレミアで二桁得点は狙っていきたいです」と話していたが、もはや数字の目標は上方修正すべき段階に。周囲も生かせ、自分も輝く児山がゴールに関わることは、帝京長岡勝利の絶対条件だ。

前述したように、昨季までは帝京長岡がWEST所属だったため、プレミアでこの両チームが対戦するのは今回が初めて。どちらも攻撃的なスタイルを打ち出しているだけに、ともに緑をチームカラーに持ち、ともにアスレタをサプライヤーに持つ“緑のアスレタ対決”は、果敢な打ち合いを大いに期待したい。

帝京長岡高校・霧生海伊

文:土屋雅史

土屋 雅史

土屋 雅史

1979年生まれ。群馬県出身。群馬県立高崎高校3年時には全国総体でベスト8に入り、大会優秀選手に選出。早稲田大学法学部を卒業後、2003年に株式会社ジェイ・スカイ・スポーツ(現ジェイ・スポーツ)へ入社し、「Foot!」ディレクターやJリーグ中継プロデューサーを歴任。2021年からフリーランスとして活動中。

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