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サッカー フットサル コラム 2024年2月26日

2024年Jリーグの見どころは2つのスタイルの競い合い

後藤健生コラム by 後藤 健生
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横浜FMではアンジェ・ポステコグルー監督(現、トッテナム監督)が超攻撃的サッカーを定着させた。

ボールを持つ選手を次々と追い越して人数をかけてサイドから攻めて逆サイドが決めるのがパターンだった。また、FKやCKを獲得すると、相手の守備が整う前に仕掛けるアグレッシブな姿勢も特徴だった。

しかし、ポステコグルー監督退任後、同じオーストラリア人のケヴィン・マスカット監督が路線を継承したのだが、次第にアグレッシブさは薄れていき、最終的には攻撃は前線のブラジル人選手に依存するようになってしまった。

だが、セルティックでポステコグルー監督のアシスタントを務めていたキューウェル新監督はかつての姿を取り戻させているように見える。

喜田拓也をアンカーに置き、昨年までボランチとしてプレーしていた渡辺皓太をインサイドハーフの位置に上げたこともそうだが、ボールを持つ選手を多くの選手が追い越していく動きや、セットプレーの時に時間をかけないで再開するあたりがかつての姿を思い出させるし、相手がプレーを中断させたり、レフェリーがプレーをストップした時にテクニカル・エリアで怒りの表情を見せるあたりも、ポステコグルーを彷彿させる。

さて、かつての絶対王者の川崎は、6年間で4度の優勝を飾った当時に輝きを放ったパス・サッカーを復活させることができるのだろうか?

現状は必ずしも楽観できる状況ではない。

一つの目標としていたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のラウンド16では、中国の山東泰山を相手にアウェーで先勝しながら、ホームのセカンドレグで敗れて敗退。J1リーグ開幕節では湘南ベルマーレに先制ゴールを許して大苦戦。新主将の脇阪泰斗のスーパーミドルと相手GKのミスにつけ込んだエリソンのゴールでなんとか逆転勝利を手繰り寄せた。

山東戦セカンドレグでは、前半の途中から面白いようにパスがつながっていた。まるで、「最強」だった時代を思い起こさせるようにパスがうまく回ったのだ。だが、それが得点に結びつかなず、最終的には相手の個人能力の前に失点を重ねた。

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