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サッカー フットサル コラム 2024年2月22日

素晴らしい攻撃もゴールに結びつかない横浜。20時開始だったので延長戦で帰宅が心配に……

後藤健生コラム by 後藤 健生
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だが、バンコクU戦ではポステコグルー時代のように全員が攻撃に関わったし、CKやFKの場面でも時間をかけずにスタートさせようとする姿勢がはっきりしていた。

少しでもプレーが滞ると、テクニカル・エリアのハリー・キューウェル監督は腕を振って攻撃を促し、VARや選手の負傷で主審が試合を止めると監督は怒りの表情を浮かべた。

それは、まるでポステコグルー監督そのもののようだった。

ただし、27本のシュートを浴びせたものの、120+2分のアンデルソン・ロペスのPKまで、一度もゴールネットを揺らすことはできなかったのだ。

ファーストレグでは、横浜FMは2点を先行してから2点を奪われて引き分けに持ち込まれてしまったが、その後も決定機は何度もあった。そのうち、1つだけでも決めておけば、セカンドレグは0対0のまま終了していても延長戦は必要なかったのだ。攻撃的姿勢は素晴らしいが、「決定力不足」は大きな課題のようだ。

原因の1つはアップテンポな攻撃は迫力満点だが、リズムの変化がなかったこと。そのため、守備を固めた相手にとっては守りやすい展開にだったのではないだろうか?

スローダウンさせて落ち着く時間も作るべきだろうし、あるいはさらに攻撃のスピードを上げていく必要もある。今後、リーグ戦が開幕して試合を重ねていけば攻撃のコンビネーションも上がっていくはずで、そうなればリズムの変化も出てくることだろう。

いずれにしても、その攻撃的姿勢を見る限り、今年の横浜FMには期待していいような気がした。

さて、バンコクU戦は延長まで120分の戦いとなった。

いや、120分どころではない。延長後半のアディショナルタイムはなんと7分16秒もあったのだ。

前半こそアディショナルタイムはわずか3分11秒だったが、後半には9分37秒、延長前半にも3分16秒が追加されたから、結局この試合のアディショナルタイムは合計で22分20秒にも達したのだ(手元の時計での計測)。

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