人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
それを待って、じっくりと攻めれば、現在の日本代表の攻撃力をもってすれば、間違いなく得点は奪えるのだから、攻め急ぐ必要などまったくない。
経験豊富な日本代表の選手たちがそんな状況判断ができないわけはない。
イラク戦の序盤を見ていて思い出したのは、昨年11月のU-17ワールドカップのアルゼンチン戦だった。初戦でセネガルに敗れていたアルゼンチン戦は、日本に勝つためにキックオフ直後からフルパワーで襲い掛かってきた。しかし、日本代表は普段通りに前からボールを奪いに行って逆を取られてたちまち2失点を喫してしまった。
「とりあえず、しっかり守って」という判断ができなかったのだ。国際試合の経験が乏しい若い選手たちなので(新型コロナウイルス感染症の影響で強豪国との戦いを経験できていなかった)仕方のないことだった。だが、日常的にトップリーグを戦っている日本代表の選手がそれくらいの判断ができないわけはない。
やはり、集中を欠いていたと指摘せざるを得ない。
さて、ベトナム戦とイラク戦で合計4ゴールを許してしまったのだが、その直接的な原因となったのはGKとして起用された鈴木彩艶の中途半端なプレーだった。
イラク戦の先制ゴールの場面、日本の右サイドから入れられたクロスを鈴木が弾いたが、このボールがアイマン・フセインにとってはおあつらえ向きのコースに飛んでしまい、簡単にヘディングを許してしまった。寄せきれなかったDFの責任でもあるが、鈴木のミスと言ってもいい。
ベトナム戦の2失点目も、相手のヘディングシュートを鈴木が弾いたボールが相手の前に転がってしまったのが失点の直接の原因だった。
鈴木は強靭なフィジカル能力が最大の魅力という選手だ。パントキックは相手のゴール前まで飛ばせることができるし、スローイングでもスピードのあるボールを投げて攻撃の起点を作れる。そして、競り合った中でのパンチングでも遠くまで飛ばすことができる。
相手がシュートできない距離までしっかりと弾くことができない選手ではないのだ。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ 2024 EAST 第6節-1 鹿島アントラーズユース vs. 青森山田高校
5月11日 午前10:50〜
-
【先行】高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ 2024 WEST 第5節-1 サガン鳥栖U-18 vs. ファジアーノ岡山U-18
5月5日 午前10:50〜
-
【限定】Foot! THURSDAY Presents 土屋雅史の高円宮杯U-18プレミアリーグ 深堀りレポート!2024 #6
5月9日 午後10:30〜
-
高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ 2024 WEST 第4節-1 静岡学園高校 vs. サンフレッチェ広島F.Cユース
4月28日 午前10:50〜
-
高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ 2024 EAST 第6節-2 川崎フロンターレU-18 vs. 市立船橋高校
5月12日 午後1:50〜
-
サッカーニュース Foot! THURSDAY(2024/05/09)
5月9日 午後10:00〜
-
高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ 2024 EAST 第4節-3 前橋育英高校 vs. 柏レイソルU-18
4月29日 午前10:50〜
-
【先行】高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ 2024 EAST 第2節-2 FC東京U-18 vs. 川崎フロンターレU-18
4月14日 午後1:50〜
J SPORTSで
サッカー フットサルを応援しよう!