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サッカー フットサル コラム 2023年12月4日

攻めても攻めてもゴールが遠かった川崎U-18 プレミアリーグ最終節に集まった観衆は3419人

後藤健生コラム by 後藤 健生
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【ハイライト】川崎フロンターレU-18 vs. 尚志高校|高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ2023 EAST 第22節

こうして最終節は3チームが絡む優勝争いとなった。それで、等々力陸上競技場には川崎の逆転優勝を見ようと、3000人を超える多くのサポーターが集まったというわけである。

川崎は、11月に行われたU-18ワールドカップの日本代表に土屋櫂大と柴田翔太郎という2人のDFを送り出した。センターバックの土屋は日本代表が戦った全4試合に先発フル出場。そして、右サイドバックの柴田も2戦目以降は先発し、アルゼンチン戦とセネガル戦では右からのクロスで高岡伶颯の得点をアシストしている。

17歳の土屋とセンターバックでコンビを組むのは、今シーズンすでに2種登録されており、来シーズンのトップ昇格が決まっている由井航太。由井と土屋の2人のCBの守備力と、そして彼らの前線の選手に付ける正確なフィードは今年の川崎U-18の屋台骨ということになる。

中盤(ボランチ)には尾川の展開力に優れた矢越幹都がいて、左右にボールを散らし、右の志村海里、左の岡野一恭平がドリブルで仕掛ける。

川崎は、よく出来たチームだった。

その川崎がキックオフ直後からボールを支配して攻撃をしかけたのだが、10分過ぎに尚志高が反撃に移り、13分に左CKを獲得。川崎はCK時にはゾーンディフェンスで守っていたが、ゴール前での尚志高の選手たちが大きく動くのを捕まえきれず、1本目は市川和弥のヘディングを川崎のGK濱崎知康が防いだものの、2本目でゴール前に混戦を作られ、最後は笹生悠太に決められてしまう。

その後は、川崎の一方的な試合となった。ボールを奪われてもトランジションの速さですぐに回収。左右にボールを散らし、中盤でつなぎ、ゴールに迫っていく。

だが、190センチ82キロという渡邉優空を中心とした尚志高の強い守備をどうしても突破できず、遠目からのシュートも枠を捉えきれない。

後半に入って49分にはロングボールを追ったFWの岡崎寅太郎が相手のDFと交錯しながらループシュートを決めて川崎は同点とするが、その後の怒涛の攻撃も実らず、シュートもGKの正面に飛んでしまう。

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