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サッカー フットサル コラム 2023年10月22日

チームの戦い方に“ブレ”がないV神戸 難敵、鹿島を破って優勝へ大きく前進

後藤健生コラム by 後藤 健生
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だが、神戸は前半終了間際の45分に、右サイドにいた山口蛍が逆サイドの深い位置にロングボールを蹴り込んで、これを受けた武藤が折り返し、井出が決めて2点目を採り切った。圧倒的に有利な形で後半につないで見せたのだ。

後半に入ると、鹿島はメンバー交代も使って試合の流れを変えていくつかの決定機も作ったが、神戸は中央の守備が堅く、ゴールは遠かった。

一方、神戸は時間の経過とともに次第に再び攻撃の形を作り始め、62分の酒井のゴールはVARが介入して取り消されてしまったが、83分にはCKからのこぼれ球を佐々木が決めて勝敗の行方は決した。

鹿島の“自滅”もあって、神戸にとってこの日の鹿島はまったく「難敵」ではなかったようである。

第30節を終えて神戸の勝点は「61」となり、2位の横浜F・マリノスとは4ポイント差、3位の浦和レッズとは8ポイント差を保っている。つまり、神戸が1つ取りこぼしたとしても、横浜FMは追いつけないのである。

上位陣の中では、安定感が高い……。

文:後藤健生

後藤 健生

後藤 健生

1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

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