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サッカー フットサル コラム 2023年8月12日

ベスト8敗退も、アイデンティティを示した日本。「もう一度あの舞台に戻りたい」GK山下杏也加がW杯で掴んだもの

サッカーニュース by 松原渓
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女子ワールドカップでのなでしこジャパンの戦いは、スウェーデンに1-2で敗れ、ベスト8で幕を閉じた。セットプレーとPKで2点をリードされ、87分にMF林穂之香のゴールで1点差に迫ったが、最後まで1点が遠かった。

日本のフリーキックとPKのチャンスはいずれも、クロスバーに弾かれた。1センチが明暗を分けるギリギリの勝負だからこそ、負ければ「たら・れば」は尽きない。そして、ゴールネットを揺らすのにあと1センチ何が足りなかったのかは、攻撃側の視点で語られがちだ。だが、ゴールキーパーの駆け引きやポジショニングが、そのわずかな差を左右していることもある。

この試合は両者の多彩な戦略や激しい主導権争いが見られたが、両GKの好パフォーマンスも会場を沸かせていた。

180cmのGKゼチラ・ムショビッチが守るゴールは、いつもよりも小さく見えた。一方、スウェーデンにも紙一重で入らなかったシュートがあった。いくつかの決定機をGK山下杏也加が抜群の反射神経で防いだからだ。

前半24分。左サイドの裏を取られ、FWブラックステニウスが背後に抜け出す。山下が体でコースを消し、シュートは枠の右に外れた。さらに、1点をリードされた後の前半42分。中央を鮮やかに崩され、MFコソバレ・アスラニのシュートがゴール右下の完璧なコースに飛んだ。枠を捉えていたが、山下が左手の指先で弾き、ポストに当てて失点を防いだ。47分には、カウンターからMFヨハンナ・カネリッドが放った強烈なシュートを、横飛びで弾き出している。

「お互い、攻守ともにチャンスは平等にあったので、自分が止めるか、自分たちが決めれば(勝てた)、という試合でした」

試合後、山下の表情はスッキリしていた。その表情は、ベスト16で敗れた2019年のフランスワールドカップや、ベスト8で大会を去った東京五輪の時とは明らかに違っていた。

東京五輪でスウェーデンに1-3で準々決勝の後、取材エリアに現れた山下は、自分に対する怒りを溜めているように見えた。

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