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サッカー フットサル コラム 2023年7月29日

2次予選の対戦相手は決まったが、アウェー戦の観戦旅行は楽しめそうもない・・・

後藤健生コラム by 後藤 健生
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だから、ダマスカスで試合があるのならもう一度行ってみたいのだが、内戦状態が続くシリアでは試合はできそうもない。カタール大会の予選では、シリアはヨルダンのアンマンやUAE(アラブ首長国連邦)のドバイでホームゲームを開催した。

北朝鮮は、新型コロナウイルス感染症の流行のために外国人を一切受け入れていない。

北朝鮮にとっては経済的な生命線であるはずの中国との貨物輸送を担う鉄道も運行が停止されたままのようだし、抽選会と同じ7月27日の「朝鮮戦争休戦協定締結70周年」を機にロシアのセルゲイ・ショイグ国防相がピョンヤンを訪れがが、外国要人の訪問も珍しいことだったのだ(彼らがそこまで感染症を恐れるのは、国内の医療体制の不備を知っているからだ)。

北朝鮮では、パンデミックの間は国内の移動も制限され、国内リーグも行われず、代表チームは国際試合を1試合も戦っていなかったようだ。そんな状態なので、おそらく北朝鮮のホームゲームも国外で開催される公算が大きい。

シリア戦も北朝鮮戦も中立地開催となってしまいそうなのだ。本当の意味でのアウェー戦はミャンマーとの試合(2024年6月6日)だけ。というわけで、今回のワールドカップ2次予選では、どうやら僕は観戦旅行を楽しめそうもないのである……。

文:後藤健生

後藤 健生

後藤 健生

1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

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