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サッカー フットサル コラム 2023年7月29日

2次予選の対戦相手は決まったが、アウェー戦の観戦旅行は楽しめそうもない・・・

後藤健生コラム by 後藤 健生
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2次予選も3次予選も「2位以内」でいいのなら、FIFAランキングでアジアトップの座にある日本にとっては、非常にリスクの少ない大会になったということになる。

さて、7月27日にはクアラルンプールのアジア・サッカー連盟(AFC)本部で1次予選と2次予選の組分け抽選会が行われた。

その結果、日本(FIFAランキング20位)はグループBでシリア(FIFAランキング94位)、北朝鮮(115位)、そして、1次予選のミャンマー対マカオの勝者と同居することになった(ミャンマーのランキングは160位、マカオは182位)。

一つひとつの試合では、番狂わせが起きる可能性はゼロではない。だが、ホーム&アウェーの戦いを終えた時点では日本が首位に立つことは当然の結果だ。

それにしても、日本と対戦するのはなんともすごい国ばかりとなった。

シリアは、2011年にアラブ諸国で起こった「アラブの春」と呼ばれる民主化運動をきっかけに内戦状態に陥っており、独裁者バッシャール・アル・アサド大統領に忠実な政府軍と民主派勢力のほかに、イスラム過激派のアルカイダ系やIS(イスラミック・ステート)、さらにはロシアのワグネルのような外国勢力も関与する激しい戦闘が終わる兆しもない。すでに犠牲者は数十万人に上り、1000万人以上のシリア人が難民となっているのだ。

北朝鮮も、金正恩(キム・ジョンウン)委員長の独裁体制の下にある。初代の金日成(キム・イルソン)主席から3代目の、世襲の独裁である。経済は破綻してマイナス成長が続き、農業の不振で食糧難に見舞われているにも関わらず、独裁政権は核兵器やミサイル技術の開発に巨額の資金を投じている。

2022年に始まったロシアによるウクライナ侵略を巡って国連の非難決議が採択されることが何度もあった。投票では棄権する国は多くても、反対票を投じる(ロシアを支持する)のはごく少数の国に過ぎない。そして、シリアも北朝鮮もロシア支持を明確にしているのだ。

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