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サッカー フットサル コラム 2023年7月1日

森保監督は、いつベテランを復活させる? その存在意義を見せつけた浦和のベテラン勢

後藤健生コラム by 後藤 健生
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湘南に追いつかれた浦和の選手たちの反応が注目されたが、その後、浦和は3得点を加えて“快勝”した。同点とされたことで、集中が戻ったのかもしれない。

「決定機をはずす場面が多くても4ゴール取れたのなら、それはそれで嬉しい」とはスコルジャ監督のコメントだ。

61分に正面やや左サイドで伊藤敦樹からのパスを受けた関根貴大がシュートフェイントを入れながら正面までドリブルで運んで、最後は狙い済ませて右のゴールポスト内側に当たるコントロール・ショットを決めて勝ち越し。さらに、65分には右サイドから持ち込んだ大久保智明のクロスを走り込んだ関根貴大が落ち着いて決めてこの日2点目。前節(第18節)川崎フロンターレ戦で50メートルのロングシュートを決めていた関根は、2試合で3得点を決めたことになる。

そして、90+2分にはホセ・カンテがダメ押しの4点目を追加した。

今シーズンの浦和は日本代表入りも果たしたMFの伊藤(24歳)をはじめ、安居海渡(23歳)、さらには早川隼一(17歳)など若手の台頭が目につく。だが、この日の湘南戦で頼りになったのはやはりベテラン勢だった。

若手アタッカーたちが雑な攻めを繰り返す中で冷静にゴールを決めた興梠(36歳)と関根(関根ももう28歳)。中盤でタクトを振るい、伊藤に攻撃参加のチャンスを与え、セットプレーではプレースキックも蹴る万能のMF岩尾憲(35歳)。さらには、右サイドバックとしてダイナミックな上下動を繰り返した酒井宏樹(33歳)などだ。

酒井は前節出場停止だったことで体が軽かったのか、90分間フル出場。関根が決めた3点目の場面で、大久保のクロスに対してニアサイドで猛然と走り込んで関根のためにスペースを作ったのは腕にキャプテンマークを着けた酒井だった。

若手の活躍も目立つが、現在の浦和を支えているのはDFのアレクサンダー・ショルツとマリウス・ホイブラーテンの2人であり、そして、各ラインにちりばめられているベテランであるのは間違いない。

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