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サッカー フットサル コラム 2023年6月29日

上州のタイガー軍団を束ねる不動の守護神。前橋育英高校・雨野颯真が信じている2つの“成長の余地” 【NEXT TEENS FILE.】

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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また、チームメイトたちの見据える高い目線も、小さくない刺激になったようだ。「U-17の代表の中でも、もうJリーグに出ている人も何人かいて、そういう意味では自分は結構出遅れていると思うので、危機感を持ちながらも、そこで焦り過ぎないように、自分のペースでやっていかないといけないと思います」。

インターハイ群馬県予選の決勝。健大高崎高校を下し、県内制覇を達成したキャプテンは、優勝カップを掲げてチームメイトたちと栄冠を喜び合ったが、彼も含めてそういうシーンに何とも慣れていない感じが微笑ましかった。

「それもまた自分たちの良さというか(笑)、まだまだ全然満足している人はいないと思いますし、ここからは全国で優勝することが目標で、まだまだシーズンを通してやることがいっぱいあるので、いったんここは優勝の喜びを噛み締めて、また明日からやっていこうかなと思います」。

気を引き締めつつも笑顔を見せた雨野は、信じている。自分たちの代がまだまだここから強くなっていくための、チームとしての“成長の余地”も、U-17ワールドカップで世界と遭遇するためのメンバー選考を勝ち抜いていくための、自分の“成長の余地”も。前橋育英の、そして雨野の2023年は、まだまだここからが間違いなく面白い。

インターハイ県予選を制したチームは雨野を中心に歓喜のジャンプ!

文:土屋雅史

土屋 雅史

土屋 雅史

1979年生まれ。群馬県出身。群馬県立高崎高校3年時には全国総体でベスト8に入り、大会優秀選手に選出。早稲田大学法学部を卒業後、2003年に株式会社ジェイ・スカイ・スポーツ(現ジェイ・スポーツ)へ入社し、「Foot!」ディレクターやJリーグ中継プロデューサーを歴任。2021年からフリーランスとして活動中。

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