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サッカー フットサル コラム 2023年4月30日

ACL頂点への道は1年半に始まった アウェーでしっかり戦った浦和レッズ

後藤健生コラム by 後藤 健生
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埼玉スタジアム2002

決勝第2戦は埼玉スタジアム2002

サウジアラビアの首都リヤドのキング・ファハド・インターナショナルスタジアムで行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝の第1戦で、浦和レッズは興梠慎三が53分に同点ゴールを決め、貴重なアウェーゴールを持って埼玉スタジアムで行われる第2戦に臨むこととなった。

アル・ヒラルはサウジアラビアを代表する強豪。前身のアジアクラブ選手権時代を含めてACL決勝進出はなんと9回目(うち優勝は4回)。2017年の決勝では浦和に敗れたものの、2019年には浦和を破って雪辱を果たしており、そして、前回の2021年大会でも優勝している(現在行われている大会は「2022年大会」である)。

また、今大会の準決勝ではカタールのアル・ドゥハイルを7対0と一蹴。昨年のカタール・ワールドカップのグループリーグ初戦で最終的に優勝を遂げたアルゼンチン代表相手に逆転勝ちしたサウジアラビア代表の多くの選手を擁し、前線には強力な外国籍人選手を並べるなど、その前評判はすこぶる高かった。

実際、キックオフの笛が吹かれるとアル・ヒラルがボールを持つ時間が長くなり、13分には右サイド(浦和の左サイド)のミシャエウが鋭いターンを見せてSBの明本考浩をはずし、ミシャエウからの高速クロスがDFの足先をかすめて逆サイドまで抜けたところを逆サイドから詰めてきたサレム・アル・ドサリに決められてしまう。

ツートップにはフィジカルの強いマレガとオディオン・イガロが存在感を放つが、両サイド・アタッカーのドリブルも非常に厄介な存在だった。さらに、ピッチ状態の悪さから、浦和の選手に技術的なミスも多発する。

「これから、いったいどうなってしまうんだろう?」と思った方も多いだろう。

しかし、浦和の選手はすぐに対応し、ゲームは落ち着き始めた。

これには2つの要素が絡んでいるように思える。1つ目は、キックオフ直後からフルパワーで攻勢をかけてきたアル・ヒラルの選手たちに疲労が溜まったことで、無酸素運動系のスプリント回数が減ってきたのだ。

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