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サッカー フットサル コラム 2023年4月27日

いつだって狙うのはゴール一択。名古屋グランパスU-18・貴田遼河が突き進む「世界一の選手」への道【NEXT TEENS FILE.】

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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まだ寒さの残る3月。2023年の目標を問われた貴田は即答した。「Jリーグで点を獲ることを一番に考えています。いろいろなトップの活動に参加させてもらうにつれて、『まだまだだな』と感じることが多いですけど、『ずっとトップでやりたい』という気持ちも増しているので、今年はJリーグで点を獲るということを目標にしています」。

その目標は、早々に達成された。4月19日。ルヴァンカップで2試合続けてスタメン起用された貴田は、横浜FC相手に鮮烈な2ゴールを奪い、勝利の主役をさらってしまう。だが、もちろんそれで満足するようなタマではない。その試合で負ったケガで戦線離脱を強いられたものの、きっともう次のターゲットを見定め、それに向けて力強い一歩を踏み出しているはずだ。

U-18での背番号は、昨シーズン背負っていた10番から、ストライカーナンバーの9番に変わった。その新しい番号には、クラブのレジェンドの想いが乗せられているという。

「もともと10番よりは9番の方が好きで、今年も10番だったらそれはそれで良かったですけど、去年はユースのコーチをされていて、今年からトップチームに行った吉村圭司さんが『点取り屋になってほしい』という想いを込めて9番を渡してくれたので、今年はとにかく点を獲りたいなと思っています」。

その男が希求するものは、いつでも、どこでも、変わらない。その戦うステージがプレミアであっても、Jリーグであっても、あるいは世界の頂であっても、貴田が狙い続けるのは、多くの人を一瞬で笑顔の歓喜に包み込むことのできる、自らのゴール一択だ。

文:土屋雅史

土屋 雅史

土屋 雅史

1979年生まれ。群馬県出身。群馬県立高崎高校3年時には全国総体でベスト8に入り、大会優秀選手に選出。早稲田大学法学部を卒業後、2003年に株式会社ジェイ・スカイ・スポーツ(現ジェイ・スポーツ)へ入社し、「Foot!」ディレクターやJリーグ中継プロデューサーを歴任。2021年からフリーランスとして活動中。

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