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サッカー フットサル コラム 2023年4月11日

「Viva Reysol!たとえセレクションに落ちようとも」。昌平・田中瞭生が待ち侘びていた“心のクラブ”との対峙 高円宮杯プレミアリーグWEST 昌平高校×柏レイソルU-18マッチレビュー

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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それはこの日の柏U-18も例外ではない。「相手はカウンターが速かったので、左サイドの5番が持った時にもうちょっと良い対応があったかなと反省しています。左利きだったので縦を消して、中に行かせれば、もっと取れたかなと思いました」(田中)。収穫と課題を常に高いレベルで突き付けられるのが、このリーグの醍醐味でもある。

田中にとって、このホームゲームは少し特別な感情を抱かざるを得ない90分間だった。何しろ相手のレイソルはいわゆる“心のクラブ”。「レイソルはもともと好きなので、この間のルヴァンカップのアントラーズ戦も見に行きましたし、今日もレイくんがプリントされているレイソルの“パンツ”を履いて試合をやっていました(笑)」と笑顔で明かすあたりに、性格の良さが滲む。

実は中学進学時に、レイソルU-15のセレクションも受けていたという。「2次セレクションで落ちました。受かりたかったですけど、正直『受かるのは厳しいな』とは思いましたし、レベルが高かったですね。悔しかったですけど、小学生の頃もそこまで実力があるわけではなかったので、仕方ないかなと思いました。それでLAVIDAのセレクションを受けたら、受かったんです」。

結果的に入団したFC LAVIDAでは、2度に渡ってピッチの上で黄色いユニフォームと“再会”している。「レイソルとは中1と中3の関東リーグで対戦しました。中3の頃はLAVIDAが勝ちましたね」。セレクションで落とされたチームと、別のチームに入って対戦した上に勝利を収めるというのも、サッカーの面白さの1つであることは間違いない。

昌平に入学してからも、一歩ずつ足元を固め、一歩ずつ前に進んできた。「高1で自分でもビックリするくらい早いタイミングでトップチームに上げてもらえたので、プロに行った(平原)隆暉くんや(井野)文太くんとも一緒にプレーできて、去年は(荒井)悠太とも一緒にやれましたし、やっぱりレベルの高い人たちと毎日練習できていることが自分の成長に繋がっていると思いますね」。そして、今はプレミアの舞台に堂々と立っている。

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