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サッカー フットサル コラム 2023年3月4日

なんとか中国に逆転勝利したU-20日本代表 アジア相手の典型的な負けパターンだった

後藤健生コラム by 後藤 健生
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そして、各年代の日本代表チームがさまざまな国際大会に出場し、フル代表はワールドカップに7大会連続で出場して、うち4度ラウンド16進出を果たす時代になっても、U-20アジアカップの重要性は変わらない。

なぜなら、日本の選手にとってヨーロッパや南米の強豪国の代表と真剣勝負をするには、FIFA主催の各年代のワールドカップに出場する以外にないからだ。

今年の大会でもU-20ワールドカップへの出場権獲得こそが最大の目標となる(2度目の優勝はもちろん狙いたいが、それはボーナスのようなものだ)。

世界大会出場は、いつも以上に重要なのだ。

というのは、現在のU-20世代の選手たちは、新型コロナウイルス感染症の拡大のため、本来なら出場するはずだった2021年のU-17ワールドカップが中止となってしまっているからだ。

日本の選手たちは、アジア予選で苦しい戦を経験し、そして、U-17やU-20のワールドカップやU-23代表が出場するオリンピックで世界の同年代の選手と戦うことで大きく成長できるのだ。

だから、U-17ワールドカップを経験できなかっただけに、U-20ワールドカップはぜひとも経験しておく必要がある。

ただ、中国戦でも経験したように、ワールドカップ出場権獲得は容易いことではない。実際、最近になっても日本が出場権を逃がしたことが何度もあるのだ。

基本的にはアジアの大会でベスト4以上になれば世界大会出場権が与えられるのだが、ベスト4に入るには一発勝負で行われる準々決勝で勝利する必要があるからだ。

現在の日本の実力をもってすれば、総当たりリーグ戦形式の大会なら、アジアのベスト4に入ることはそれほど難しいことではない。1つの試合で不覚を取っても、リーグ戦なら取り返すことができるからだ。

実際、カタール・ワールドカップを目指すアジア最終予選での初戦で、森保一監督率いる日本代表はホームでオマーン相手に不覚を取った。長距離移動を経て帰国したばかりのヨーロッパ組の選手たちのコンディションが上がっていなかったのが原因だった。だが、ワールドカップ予選はホーム&アウェー総当たり形式だったから、その後、復調した日本はオーストラリアに連勝するなどして危なげなく予選を突破した。

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