人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サッカー フットサル コラム 2022年10月23日

【ハイライト動画あり】前回大会王者・スペインに敗れ、リトルなでしこがベスト8で敗退。見せつけられた世界の壁

サッカーニュース by 松原渓
  • Line

2トップの一角で先発したMF今野真帆は、「これまでの相手とは個々の技術の高さが違っていて、むやみに奪いにいくとタイミングが合わないことが多かった」と、前線からのプレスに苦戦したことを明かす。

MF今野真帆とMFヴィッキー・ロペス

MF今野真帆とMFヴィッキー・ロペス

狩野監督も、「自分達のサイドハーフをうまく引き出して背後を使おうというスペインの狙いに対してプレスのタイミングのずれがあった」と振り返った。

それでも、ペナルティエリア内では守備陣が体を張ってピンチを何度も食い止めた。23分には決定的なシュートをDF大矢さくらがブロック。33分にはスルーパスに抜け出したC.カマーチョのシュートをGK岩崎有波がファインセーブで止めた。35分には、ペナルティエリア内でボール受けようとしたカマーチョ選手を止めようとした岩崎が交錯してPKを献上。絶体絶命のピンチだったが、キックは枠を大きく外れた。

後半、日本はプレスのタイミングを修正していい入りを見せたが、スペインも素早く対応。中央とサイドを効果的に使い分け、左右からのクロスで日本ゴールを脅かす。一方、日本もDF中谷莉奈、DF古賀塔子のセンターバックコンビを中心に、ゴール前では粘り強く跳ね返し続けた。49分と56分には、岩崎がスーパーセーブでゴールを死守。「これでもダメか」と、スペインの選手たちが何度も天を仰ぐシーンが見られるほどだった。

そんな守備陣の奮闘に応えるかのように、66分、谷川が起死回生の一発を決める。相手のクリアボールをトラップし、ゴールまで30mはあろうかという位置から左足を一閃。GKソフィア・フエンテの頭上を抜く鋭いシュートがゴールに突き刺さった。

このゴールで、日本は再び息を吹き返したかに見えた。交代で投入されたFW樋渡百花もうまく試合に入ってその流れに拍車をかけた。だが、それ以上にスペインの猛攻は凄まじかった。ケニオ・ゴンサロ監督は攻撃的な交代カードを次々に切り、84分には3枚替えを敢行。すると、87分にゴール前の混戦からヴィッキーに押し込まれ、日本は今大会初失点を喫してしまう。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
サッカー フットサルを応援しよう!

サッカー フットサルの放送・配信ページへ