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サッカー フットサル コラム 2022年7月26日

優勝が懸かった最終韓国戦 中国戦の反省を含めて選手同士のコミュニケーションが重要

後藤健生コラム by 後藤 健生
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もう一つ、日本の攻め手として有力なのがサイドバックの攻撃参加だ。

Jリーグではサイドバックがインナーラップして、インサイドハーフのポジションに入ったり、相手ペナルティーエリア内深くまで進出するといったことが普通に行われるようになっているが、アジア諸国ではそうしたプレーはまだあまり一般的ではない。

そのため、よく組織された中国のディフェンス陣も、小池龍太がいつも横浜F:マリノスでやっているようにインナーラップして攻撃参加するとかなり手を焼いていた。おそらく、サイドバックのインナーラップに対しては韓国もうまく対応できないのではないだろうか。

その意味で、韓国戦で先発するであろう山根視来の攻撃参加には期待したい。

山根がインナーラップしてサイドハーフの家長昭博などとパス交換しながら相手のペナルティーエリア内の深い位置まで入り込むプレーは今では川崎フロンターレの最大の攻め手だし、6月に行われたキリンチャカップのガーナ戦でも山根は久保建英、堂安律とのパス交換から飛び出して先制ゴールを決めている。

山根の攻撃参加は韓国の守備を切り崩すための大きな武器となるだろう。そして、山根の攻撃力を生かすためにも、やはりいつも川崎で組んでいる脇坂に大いに期待したいのだ。

中国戦では普段はインサイドハーフをやっている森島司が左のサイドハーフとして起用されたが、慣れないポジションということもあって期待通りの活躍は見られなかった。

日本代表は、アジア最終予選の途中から遠藤航をアンカー・ポジションに置き、守田英正と田中碧をインサイドハーフとする4−3−3を基本として戦って予選突破を手繰り寄せた。

E-1選手権の招集メンバーを見ると、この4−3−3に当てはめるのが難しいような気もするのだが、森保一監督は香港戦でも中国戦でも中盤を逆三角形にした4−3−3のフォーメーションをけっして崩そうとしなかった。おそらく、カタール・ワールドカップでもこの形で戦うことを決めているからだろう。

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