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サッカー フットサル コラム 2022年4月13日

ACLグループステージの戦いが始まる。Jリーグで苦戦中の神戸にとっては上海海港の棄権が追い風に?

後藤健生コラム by 後藤 健生
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その川崎はACLではかつての中国の王者である広州、韓国のKリーグで現在首位に立っている蔚山現代と同じI組に入っており、ハイレベルの戦いとなるだろう。あるいは、「ホームで戦うジョホール・ダルル・タクジムに敗れたクラブが脱落」といった接戦になる可能性もある。

昨年の戦いを見た限りではジョホールのスタジアムは、東南アジアの他のスタジアムと比較してピッチ状態は良さそうなので、川崎が持ち前のパスサッカーを披露することは可能だろう。川崎らしいサッカーを見せてほしいものだ。

ベトナムで戦う横浜F・マリノス。Jリーグでは2位に付けており、川崎相手の直接対決でも勝利しており、今シーズンもその攻撃サッカーは健在。このグループでは韓国の王者、全北現代との一騎討ちの可能性が高いが、シドニーFCやホームのホアンアイン・ザライ相手に勝点を落とさないことが重要。そうすれば、たとえ全北現代に競り負けても、2位通過が見えてくる。

J1リーグで苦しい戦いを続けている浦和レッズとヴィッセル神戸にとっては、この大会を立て直しのきっかけにしたいところだろう。

浦和は中国の山東魯能泰山、シンガポールのライオン・シティ、韓国の大邱FCとの対戦となる。大邱は昨シーズンのKリーグ3位でACL出場権を得たチームだが、浦和と同様、今シーズンはKリーグで下位に低迷中(現在12チーム中10位)。このグループはかなりの混戦になりそうだ。また、現在の浦和の中核を担っている北欧系の選手たちにとっては、東南アジアでのプレーは初めての体験となるし、トンニャット(統一)スタジアムのピッチ状態はかなり悪いと思われるので、そのあたりの対応力も求められる。

そして、J1リーグで未勝利で監督が交代したばかりのヴィッセル神戸。苦しい戦いが予想されるが、上海海港の棄権によって試合数が4試合に減ったことは、チーム再建中の神戸にとっては幸運だった(試合間隔が開けば、新監督の下で戦術的トレーニングができる)。そして、対戦相手も香港の傑志(キッチー)とタイのチェンライ・ユナイテッドFCという格下だけとなった。もちろん、チェンライはホーム・アドバンテージを持っているが、韓国、中国、オーストラリア勢との対戦を避けることができたのだ。

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