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サッカー フットサル コラム 2021年5月30日

A代表攻撃陣の完成を急ぐ森保監督。守備面はオリンピックを通じて強化する

後藤健生コラム by 後藤 健生
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森保監督がA代表の監督に就任したのは2018年のロシア・ワールドカップ終了後だった。すると、その後2018年中の親善試合ではメンバーをほとんど固定して戦った。当時の2列目は右から堂安律、南野、中島翔哉だったが、彼らが素晴らしい結果を出したこともあって森保監督はほとんどメンバーをいじらなかった。

普通なら、監督就任後にはまず多くの選手を招集して「ラージグループ」を作ることが優先されるはずだ。それなのになぜ、森保監督はメンバーを固定して戦ったのか。それは、2019年の1月にアジアカップが開かれることが決まっていたからだ。そこで結果を残すためには、2018年の秋の段階ではメンバーを固定してチームを完成させておく必要があったのだ。

実際、アジアカップで準優勝という成績を収めた森保監督は、アジアカップが終わると、今度は多くの選手を招集してテストが繰り返され、「ラージグループ」作りが始まった。

しかし、2020年に入ると新型コロナウイルス感染症の拡大のために日本代表の活動も中断に追い込まれてしまって、「ラージグループ」作りはいったんは頓挫する。だが、2020年秋にはオランダやオーストリアを舞台に、ヨーロッパ組の選手だけで組んだ日本代表がアフリカの強豪国やメキシコとの親善試合を行った。

国内組が招集できないばかりか、ヨーロッパ組でもプレーしている国によっては合流が認められないといった難しい制約がある中で、むしろその「制約」を逆手にとってさらに多くの選手のテストが行われた。

さらに、今回の5〜6月のシリーズではJリーグも開催されている中での活動ということもあって、ミャンマー戦用のチーム、6月に入ってからのA代表、そしてU-24代表と3つのチームが編成され、延べ51人の選手が招集されたのだ。

森保監督は「ワンチーム、ツーカテゴリー」という言葉を使っえちるが、今回は「ワンチーム、ツーカテゴリー、スリーチーム」ということになる。

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