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大宮アルディージャU18:柴山昌也
その左足を華麗に振るう姿は、間違いなくあの選手を想起させる。本人もその自覚は十分すぎるほどに持ち合わせているようだ。「サッカーを始めた時から好きな選手はメッシなので、ずっと憧れている所はありますし、同世代だけじゃなくて、これからサッカー界で一番を目指したい気持ちはあります」。秘めたる野望も頼もしい柴山昌也の2020年が、ようやく幕を開ける。
プレミアリーグでの活躍が期待されていた昨年は、ケガに悩まされる時期が長かった。「もともと自分はサッカー自体を楽しむことを目標にやっているので、ケガをしてサッカーできないことほど苦しい想いはなかったですね」。楽しそうにボールを蹴るチームメイトを横目に、もどかしい気持ちを隠せなかった。
だが、その苦しい時期を無為にするような男ではない。課題だったアジリティ強化のため、下半身の筋トレへ重点的に取り組むと、復帰後は明らかにドリブルのスピードが上がったことを実感したという。「以前は自分の明確な武器が正直分からなかったんですけど、ケガから復帰してみて、左足のドリブルだったり、決定機を演出できる所が自分の武器なのかなって」。
もちろん左足のドリブルも、決定機の演出も大きな武器だったが、本人に言わせれば「確かに周りからそう言われたりすることはあったんですけど、自分の中では『そんなに大したことはないだろう』と思っていたので(笑)」とのこと。あっけらかんと言い切るあたりに、大物感も滲み出る。
将来のビジョンも明確だ。「まず今年はプロに昇格して、23歳までにJ1で活躍したいですし、その後はスペインで活躍したいと考えていて、今もスペイン語の語学勉強をやっています。最後はバルセロナに行くのが小さい頃からの夢なので」。サッカーを始めた頃から好きだったあの選手が纏っている、赤と青のユニフォームの10番。イメージは既に十分。そこへ到達するために必要なことは、自分が一番よくわかっている。
群馬から通っていたジュニアユース時代を含めれば、6年目の集大成。アルディージャ愛が口を衝く。「中学生から今までずっとアルディージャにお世話になっていて、このチームだからこそ、ここまで来られたと感じていますし、本当に『結果で恩返ししたい』とずっと思っていたので、今年はプレミア優勝という形でチームに貢献したいです」。
大宮アルディージャU18。10番。柴山昌也。オレンジのメッシに是非ご注目あれ。
文 土屋雅史(J SPORTS)
土屋 雅史
1979年生まれ。群馬県出身。群馬県立高崎高校3年時には全国総体でベスト8に入り、大会優秀選手に選出。早稲田大学法学部を卒業後、2003年に株式会社ジェイ・スカイ・スポーツ(現ジェイ・スポーツ)へ入社し、「Foot!」ディレクターやJリーグ中継プロデューサーを歴任。2021年からフリーランスとして活動中。
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