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サッカー フットサル コラム 2020年8月31日

バイエルンのサッカーは面白かったか?プレッシング・スタイルを凌ぐ新たな動きに期待

後藤健生コラム by 後藤 健生
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僕は中学生の頃から英国の『ワールドサッカー』という雑誌を定期購読していた。1960年代の末の話である。

当時、この雑誌のメインライターとしてブライアン・グランビルとエリック・バッティという2人の記者がいた。グランビルは、非常に格調の高い(つまり、難しい)英語の記事を書いていたので、辞書を引きながら3度ほど読み返さないと意味が分からなかった。当時学校の英語の授業で習った「分詞構文」というものがよく分からなかったのだが、グランビルの記事を読んで初めてそれの使い方を覚えた。

一方の、バッティ記者の方は非常に平易な文章で、まだ英語が下手だった僕でも一読すれば大体は理解できた。

そのエリック・バッティは「最近の(1960年代後半の)サッカーは、フィジカル重視、守備重視で面白くない」といった批判を盛んに書いていた。

たしかに記録映像などを見ると、昔はFWがボールを持って「さあ、ドリブルに移りますよ」という構えを見せるまではDFは当たりに行かなかった。だから、ドリブラーのテクニックを存分に楽しむことができた。ジョージ・ベストの頃まではそうだった。だが、1960年代末になるとFWがパスを受ける瞬間にDFがタックルに入るようになっていた。

といっても、アヤックスやオランダ代表のように全員がボール・ハンティングに行くようなサッカーが一般的になるより前の話である。アリゴ・サッキ監督のACミランがプレッシングを前面に押し立てたサッカーをするより20年も前のことである。

僕は、当時、バッティ記者の記事を読んで「ふうん、昔のサッカーを知っている人はそんな風に考えるんだ……」となんとなく思っていた。

そんな昔話を思い出したのは、先日のUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦。バイエルン・ミュンヘン対パリ・サンジェルマン(PSG)の試合を見たからだ。

あの試合をバッティ記者が見たら、どう感じただろうか? そして、若い読者の皆さんにとって、あの試合は面白かったのだろうか?

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