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サッカー フットサル コラム 2020年7月24日

面白い試合となった横浜ダービー。アウェー・サポーターが入れなかったのは残念だったが……

後藤健生コラム by 後藤 健生
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勝負が決した後の余裕ある状況だったこともあり、中村の何本かのロングレンジの美しいパスに対しては横浜FMファンからも拍手が沸き起こった。拍手だけの応援が強いられる現在のJリーグならではの温かい雰囲気が一気に広がった。

横浜FCとしては、今後、佐藤謙介と中村俊輔の2人の優れたパサーをうまく使い分けることができたら面白そうだ。

こうして、ゲームのそれぞれの「フェーズ」で試合展開がまったく変わるという興味深い試合となった横浜ダービー。これからも、両者の対決は楽しみにしたい。

ただ、今回の対戦で残念だったのは、せっかく久しぶりのダービーだったにも関わらず、アウェー横浜FCサポーターの入場が許されなかったことだ。

8月1日からは収容力の50%を上限として観客を入れることができるはずで、そうなればアウェー・サポーターも入場できることになる予定だった。しかし、新型コロナウイルス感染症(COVID−19)の拡大によって、観客数の制限緩和は先送りされ、アウェー・サポーターの入場もさらに最低でも2週間は禁止が続く。

しかし、そもそもアウェー・サポーターの入場禁止はサポーターの都道府県境を越えての移動による感染拡大を防止するためのもの。そして、政府は人々の移動を奨励する「Go Toキャンペーン」なるイベントを始めている。それなら、同じ都道府県内でのダービーマッチだけでもアウェー・サポーターの入場を認めてもいいような気もする。もちろん、県境を越える「多摩川ダービー」は別としてだが……。

12月に予定されている横浜FCホームのダービーまでには、アウェー・サポーターを含めて満員の観衆を入れて開催できるようになることを祈りたい。

文:後藤健生

後藤 健生

後藤 健生

1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

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