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サッカー フットサル コラム 2020年7月21日

鈴木良平のフロイントを訪ねて

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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あの喫茶店で過ごした時間は、いつだって僕らに新鮮な発見を与えてくれた。生クリームの乗った、少し甘いココアの味の記憶と共に。

いつの世の中でも歴史から学ぶことの意義は小さくない。ことフットボールにおいては、ドイツという国が為してきた数々のイノベーションが、世界を大きく揺り動かしてきたことは多くの人が知る所である。そんなかの国の歴史を、実体験として自身の中に蓄積している良平さんの知見は、我々からしてみてもとにかく勉強になることだらけだ。

何しろ揺るぎない世界最高峰リーグとして繁栄していた1970年代におけるブンデスリーガの、しかも強豪クラブのボルシア・メンヘングラートバッハで研修を積んだ日本人指導者が、そのブンデスリーガのクラブのヘッドコーチとして、公式戦のベンチに入っていたのだ。

当時の良平さんが築き上げたネットワークは、『良平さんのフロイントを訪ねて』という企画で披露される。パウロ・ブライトナー。ギュンター・ネッツァー。ヴォルフガング・オベラート。それこそ世界のフットボール界にその名を知られたレジェンドたちが、旧知の良平さんと楽しげに話す姿は“ホンモノ”の関係性を如実に表していた。

ドイツきっての名将として知られるユップ・ハインケスもその中の1人だ。実に32年ぶりの再会だと聞かされなければ、まるで昨日も会っていた親友かと思ってしまうほどの自然さで、良平さんの肩に腕を回すハインケス。四半世紀を超える時を経て、再び絆を結び合ったインタビューは、今回の番組の中にも収録されている。

視聴者からの反響も大きく、個人的にも印象に残っているのは、名門の1.FCケルンで長くゴールキーパーコーチを務めていたロルフ・ヘリングスによる、特別ゴールキーパーレッスンだ。どちらかと言うと紀行的要素の強い海外ロケの中で、数少ない“実践編”として好評を博した企画も、もちろん良平さんのネットワークがあってこそ実現したものだった。

実は1964年に開催された東京五輪の槍投げドイツ代表選手であり、サッカー経験のないゴールキーパーコーチという肩書自体も大変魅力的だが、実際に番組のためだけに実践してくれたゴールキーパー練習は実に興味深く、放送後は某Jクラブのゴールキーパーコーチからも映像を欲しがる声が聞こえたほど。番組の歴史の中でもかなりの“ヒット企画”と言っていいだろう。

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