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サッカー フットサル コラム 2020年7月7日

「5人交代制」によって変わったJリーグ。またまた起こった、3対0からの大逆転劇!

後藤健生コラム by 後藤 健生
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再開したJ2リーグの第2節(再開初日)。愛媛FC対徳島ヴォルティスの試合で大逆転劇が起きて話題となった。前半、アウェーの徳島が3対0と大きくリードしたのだが、ハーフタイムに3人を交代させた愛媛が盛り返し、後半に4ゴールを奪って4対3と逆転勝利したのだ。

かなりの“珍事”だと思っていたら、翌週のJ3リーグで同じことが起こった。

J3リーグ第2節、Y.S.C.C.横浜とカターレ富山の試合だった。前半、YS横浜が3点をリードしたのに対して、後半、選手交代とシステム変更でリズムを取り戻した富山が4点を奪ったのだ。

愛媛対徳島戦では両チーム合計7ゴールのうち6ゴールがCKから決まったものだった。それに対して、YS横浜対富山戦では、ほとんどのゴールが流れの中からの得点だったのだから、愛媛の試合以上にさらに驚きは大きかった。

前半は、3−2−4−1というフォーメーションで戦うYS横浜の2列目からの飛び出しが非常に効果的で富山を圧倒した。ボランチの宮尾孝一と土舘賢人からのロングフィードが追い風に乗って2列目から飛び出していく選手にぴたりと収まった。

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そして16分には宮尾からのロングボールを受けた右サイドハーフの西山峻太が入れたクロスをインサイドハーフの吉田明生が落とし、最後は左のサイドハーフ大泉和也が詰めてYS横浜が先制する。

3分後には、もう一人のインサイドハーフの佐藤祐太が入れたクロスにワントップの宮本拓也が合わせて2点目。そして、29分には宮尾が25メートルのFKを直接決めてスコアを3対0としてしまった。

一瞬、愛媛対徳島の試合のことが頭をよぎったが、そんなことは滅多にないこと。むしろ、「YS横浜のさらなる大量点もありうるかな……」とさえ思えた。

しかし、YS横浜は昨シーズンは13位、その前のシーズンは15位と、これまでJ3でも下位に低迷していたチームであり、勝ち慣れていないチームなのだ。それだけに、いきなり3点をリードしたことで、かえって全体に迷いが生じてしまう。さらに攻撃をするのか、あるいは少なくとも前半はこのスコアを維持するのか……。

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