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サッカー フットサル コラム 2019年9月16日

内陸国パラグアイの思い出。ビーチサッカーW杯で日本は開幕戦に登場

後藤健生コラム by 後藤 健生
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パラグアイは、先日のキリンチャレンジカップを含めて、これまで何度も日本代表と対戦しているし、2010年の南アフリカ・ワールドカップではラウンド16で対戦して120分間の“我慢比べ”の末にスコアレスドロー。PK戦でパラグアイの準々決勝進出が決まるという死闘も繰り広げている。また、1999年に日本代表が招待されて初めてコパ・アメリカに参加したのもパラグアイ大会だったし、さらにかつての国民的英雄的GKのチラベルトを覚えておられる方も多いだろう。

つまり、サッカーに関しては、日本人もある程度のパラグアイについて知識とイメージを持っていることだろう。しかし、パラグアイという国についてはあまり知られていないはずだ。第一、「内陸国なのにビーチサッカー?」という疑問もあるのではないだろうか。

そこで、今回は開催国パラグアイについておさらいをしておきたい。

というのも、僕はじつはこのパラグアイという国には、何度も行ったことがあり、親近感を持っているからだ。

最初にこの国を訪れたのは、1978年のアルゼンチン・ワールドカップが終わった直後。決勝戦を見て翌々日にブエノスアイレスから長距離バスに乗ってパラグアイの首都であり、今回のビーチサッカー・ワールドカップの開催地でもあるアスンシオンに向かったのだ。その後、1997年にあったアメリカ・ワールドカップ予選のパラグアイ対アルゼンチン戦とか、1999年のコパ・アメリカなど数年に1度はこの国を訪れていた時期もある。実は、訪問回数はブラジルより多いのだ。

今回の「ビーチ」という意味では、実際にこの内陸国にはビーチが存在する。それも、首都アスンシオンの中心街に、である。

というのは、このアスンシオン(人口約50万人)はパラグアイ川という川に面しているからだ。南米大陸の南部を流れる大河がパラナ川だ(最後は「ラプラタ川」と名前を変えて、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスとウルグアイの首都モンテビデオの間を流れて大西洋に注ぐ)。パラグアイ川は、そのパラナ川の支流なのだが、非常に広い川幅で、最初にブエノスアイレスからバスでパラグアイに行った時には、最後はバスがフェリーに乗せられてパラグアイ側に渡ったのを覚えている(現在は橋が完成している)。

そして、アスンシオン市街からパラグアイ川の方向に歩いていくと、すぐにパラグアイ川の河畔にたどり着くのだが、そこが広大なビーチになっているのだ。だから、僕にとってはパラグアイという国と、「ビーチ」という言葉は何の違和感もなく結びつくのだ。

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