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サッカー フットサル コラム 2019年9月16日

内陸国パラグアイの思い出。ビーチサッカーW杯で日本は開幕戦に登場

後藤健生コラム by 後藤 健生
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歴史を辿れば、16世紀にペルーの旧インカ帝国領を支配したスペイン人たちは次第に内陸に勢力を広げ、パラナ川(ラプラタ川)の辺りまで進出してきた。そして、この地域で最初に大きな都市を作ったのがアスンシオンなのだ。その後、ラプラタ地域の中心はブエノスアイレスに移ったが、アスンシオンは古い町並みが残り、またその後の近代的な発展から取り残されたこともあって、ブエノスアイレスよりも、モンテビデオよりも緑の多い静かな街となっている。

その後、この国は南米大陸の地域大国であるブラジルとアルゼンチンに挟まれて苦労を重ねる。19世紀には、そのブラジル、アルゼンチン、ウルグアイの3か国を相手に戦争となってしまい(三国同盟戦争)、パラグアイは広大な領土と人口の半数以上を失うという損失を被ったこともある。

つまり、パラグアイという国はワールドカップ予選でもコパ・アメリカでも、常にブラジル、アルゼンチン、パラグアイと戦っているが、政治的にも周囲の大国との関係で圧力にさらされてきた国なのだ。

現また、かつてはこの地に入植した日本人も多く、現在も多くの日系人が暮らしている(パラグアイでコパ・アメリカが開かれたときには、日系人の皆さんが「日本からのメディア向けに」と言って大福餅などを作って差し入れしてくれたこともあった)。

ビーチサッカーのワールドカップを機に、ご興味のある方はぜひ訪れてみていただきたい。

文:後藤健生

後藤 健生

後藤 健生

1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

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