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サッカー フットサル コラム 2019年9月9日

ワールドカップへつながるアジアの予選がスタート フットサル日本代表候補たちに注目

Fリーグコラム by 菊地 芳樹
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4人の日本代表候補がいる町田
湘南に勝利し、好調を継続

Fリーグ2019/2020の15節。ペスカドーラ町田はホームの町田市立総合体育館に湘南ベルマーレを迎え、3‐1で勝利。湘南に先制され、逆転後の後半も押し込まれる時間帯が多かった中、チーム全体でまとまって守り、しぶとく勝利した。

これで7節以降、8勝1敗。順位は5位の状態が続いているが、勝ち点では4位シュライカー大阪と並ぶ格好となった。しかし、攻撃面の大黒柱であるキャプテンの森岡薫は「上位のチーム(バサジィ大分、名古屋オーシャンズ、フウガドールすみだ、大阪)には勝っていないんです。下位のチームには何とかギリギリで勝っていますけど、心配なのは上位のチームと当たったときにどこまでやれるか」と冷静だ。

後方のポジションでチームの攻守をコントロールする滝田学も、「あんまり楽観的には見られない」という。「第1クールは今までもワーストに入る悪い流れ(※第6節までは1勝5敗)だったのを考慮すれば、それなりによくなってきている。新しい監督になった今シーズン、チームに浸透してきたものは、少なからず第1クールより出せていると思います」

森岡薫、滝田学……
ベテラン2人のワールドカップにかける想い

町田からは、この日2ゴールを決めた室田祐希やGKのピレス イゴールを含め、森岡や滝田は、日本代表候補メンバーとして、週の頭に愛知県刈谷市で行われた強化合宿に参加した。

フットサル日本代表は、9月23日と25日に、国内にタイ代表を招いて親善試合を行う。その後10月16~27日に中国で行われる、AFCフットサル選手権予選に臨み、ここで上位に入ると、来年2020年2月27日~3月8日にトルクメニスタンで行われるAFCフットサル選手権の本戦に出場。アジアの頂点を決める大会で優勝を狙いつつ、この大会で決まる FIFAフットサル ワールドカップ(2020年9月12日~10月4日/リトアニア)の出場権を勝ち取ることが目標だ。そして来年秋の世界の舞台での活躍を誓っている。

ワールドカップへの道が始まる前の今回の刈谷合宿は、「選手もスタッフも『いよいよ本番モードに入ったな』という雰囲気がありました」(滝田)という。

前回のワールドカップ予選を兼ねた、2016年のAFCフットサル選手権は、日本代表にとって悪夢の出来事だった。それまでこの大会では一度もベスト4を逃したことがなく、戦力も充実で優勝争いに目が向いていた日本だったが、準々決勝でベトナムにまさかの敗戦(このときのベトナムの監督が、現在日本代表の監督を務めるブルーノ・ガルシアだ)。5位までにワールドカップの切符が与えられるため、その後プレーオフに臨んだが、ここでも悪い流れを断ち切れずにキルギスに敗れ、なんとそれまで3大会連続で出場していたワールドカップ行きを逃してしまったのだ。

ファンも関係者も大きなショックを受けた敗戦に、選手たちも大きな責任を感じた。森岡も滝田も、当時のメンバーだ。「悔しいというのは常に周りからも言われてきたし、責任を感じます。(当時から)今も残っているメンバーはみんなそう思っていますよ」(森岡)

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滝田は、「2016年の失敗を経験している選手もいっぱいますが、そこは逆にポジティブに考えて、(ネガティブにならないよう)みんなで監視しあってやれているかなと思います」と語る。とても緊張感の漂うワールドカップへの道になりそうだが、ブルーノ・ガルシア監督からは「ここからが楽しく、最高の時間が始まると感じてほしい」との言葉があったそう。「これは今の日本代表にふさわしい言葉」(滝田)と感じたそうだ。

現在33歳の滝田は、2016年の前の2012年のワールドカップで、ギリギリのところでメンバー入りを逃している。それだけに、ワールドカップの大舞台に立つのは長年の夢だ。「みんなそうですけど、僕自身は絶対に行きたいです」(滝田)

森岡は今年40歳になった。今はコンディション調整に余念がない。「年齢は関係ないですし、ブルーノ・ガルシア監督からもそう言われて、特別扱いはされていません。僕にとっては最後(のワールドカップ)なので、予選からしっかり結果を残して、目の前の壁を一つ一つ乗り越えないといけない」(森岡)

2人ともまずは「代表候補」から、予選を戦うメンバー入りする戦いが待っている。Fリーグでの戦いぶりと共に、フットサル日本代表の活躍や選手たちの動向にも注目したいところだ。

(取材日:2019年8月31日)

文:菊地 芳樹

菊地 芳樹

菊地 芳樹

1971年生まれ、神奈川県出身。ライター&編集者。サッカーの技術情報誌「ストライカーDX」元編集長。フットサルは競技が誕生した1990年代半ばより、日本のトップレベルを追いかけ、全国大会、Fリーグ、アジア選手権、ワールドカップなどを取材。自らも長くプレーを楽しんでいる。

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