人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サッカー フットサル コラム 2019年5月27日

柔軟な試合運びでメキシコ戦に完勝。試合運びなど、かつての日本サッカーの欠点は克服された?

後藤健生コラム by 後藤 健生
  • Line

かつては、「守備が弱い」、「センターバックで人材がいない」と言われていた日本のサッカーだが、この大会では日本のCBは平均レベルよりもだいぶ高い。また、かつては「ナーバスすぎる」、「リードするとかえって慌ててしまう」などと揶揄されていた日本のサッカーだが、1点を先制しても(あるいはエクアドル戦のように先制されても、あるいは相手のフォーメーションが予想とはまったく違ったとしても)、今の日本選手はそれで慌てるようなことはまったくないのだ。

あらゆる意味で、すっかり時代は変わってしまった。

そういえば、かつて「日本人はシュートを撃たない」ということも盛んに言われていた。しかも、「日本の教育のせいだ」、「肉食文化と農耕民族の違いだ」などと、まことしやかに理由付けまで盛んにされていただ。

だが、たとえばこの試合の3点目の宮代大聖の強引なシュートを見れば、「日本人が特にシュートを撃たない民族ではない」ということは明らかだろう。フランスだって、ウルグアイだって、せっかくのシュートチャンスにパスを選択してしまう選手がいるのだ。

時代は変わり、かつて日本人選手の欠点だとされていた部分は、いまの若い選手にはまったく関係のないことなのである。

文:後藤健生

後藤 健生

後藤 健生

1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
サッカー フットサルを応援しよう!

サッカー フットサルの放送・配信ページへ