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サッカー フットサル コラム 2018年9月25日

外国籍選手枠の撤廃? 自由化すれば、Jリーグはプレミアになれるのか?

後藤健生コラム by 後藤 健生
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ただ、一方で外国籍選手の増加はイングランド人プレーヤーの出場機会を奪うこととなり、そのため代表の強化は遅れ気味となった。最近になって協会(FA)が育成に力を入れ始めたことで若い選手が育ち始めており、今年のワールドカップでは若手の多いイングランド代表がベスト4入りを果たしたことで、将来に希望が持てるようになっているが、やはり強豪クラブではイングランド人選手の数は限られており、「強豪クラブをベースに代表を強化する」という戦略が取りにくいことに変わりはない。

「外国人選手の増加でリーグのレベルは間違いなく上がる。だが、自国の選手の育成は難しくなる」ということは、一般論として言っていい。逆に、選手輸出国の場合は国内リーグの地盤沈下が避けられない(FIFAランキングでついにトップに立ったベルギーの場合、国内リーグは完全に若手育成のためのリーグになってしまった。

功罪、相半ばするわけである。

さて、Jリーグが外国籍選手の制限を撤廃したらどういうことが起こるだろうか?

当然、リーグのレベルアップにはつながるだろうが(このことについては、後に再検討する)、やはり日本人の若手選手の出場機会を奪うことにもなる。問題は、その「功」と「罪」のどちらをより重視すべきなのか、だ。

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