人気ランキング
コラム一覧
今週のプレミアムゴールは、プレミアリーグ第34節バーンリー対レスターの前半9分に決まった、ケヴィン・ロングの追加点!
ヨーロッパリーグ出場権を巡る、注目の一戦は、バーンリーの鮮烈な2ゴールで幕を開けた。
まずは前半6分、レスターのDFモーガンのミスを突いてボールを奪い、素早くショートカウンターへ。ラインの裏へ抜け出したクリス・ウッドが持ち込み、一度はGKシュマイケルにセーブされるも、こぼれ球を再び流し込み、先制ゴールを挙げた。
レスターのピュエル監督は、戦前からチームの立ち上がりについて、テンポ、強度が足りないことを課題に挙げていたが、まさに不安が的中。また、レスターはDFモーガンとマグワイアの連係において、前に釣り出されたモーガンの裏を突かれるパターンが多く、この失点も同箇所が狙われた形だった。
さらに4連勝中のバーンリーは止まらない。前半9分、右サイドのコーナーキックから、グズムンドソンが左足のクロスをファーサイドへ蹴り、ケヴィン・ロングがDFマグワイアの上から、豪快にヘディングで叩き込んだ。
ロングの身長は188センチ。対するマグワイアは、193センチ。身長差がある上に、マグワイアは空中戦の激しい当たりをまったく恐れないファイターだ。それにもかかわらず、なぜ、ロングは競り勝って上から叩き込めたのか?
この場面、マグワイアは191センチのウッドと競り合っていた。お互いに手を出しながら、押さえ込もうとする。そして、マグワイアは落下地点を奪い、あとは頭に当てるだけだった。
ところが、そこに後ろから走り込んできたのが、ケヴィン・ロングだ。ウッドを押さえながらクリアを試みたマグワイアだが、組み手状態になっているので、ジャンプできない。また、背後から来ているロングにも気づいてない。こうして、勢いをつけたロングは高くジャンプし、マグワイアの上から頭で叩くことに成功した。
鍵を握ったのは、空中戦の数的優位だった。ロングが走り込んでくる寸前、競り合っていたウッドはサッとDFマグワイアから離れ、ロングにぶつからないように避けている。おそらくサインプレーだろう。レスターの空中戦ではDFマグワイアが最強のコマだが、あえてその最強の2人をぶつけ、競り勝った格好だ。
もし、レスターがこれを防ぐとしたら、ロングの前にいたシンプソンが、身体でブロックしてくれれば良かったかもしれない。しかし、虚を突かれ、空中戦をマグワイアに任せてしまったのか、その場に立ち尽くすだけだった。
これで2-0とされた後、レスターも反撃に出たが、堅守のバーンリーからは後半に1点を返すに留まり、2-1でバーンリーが決戦を制した。
岡崎慎司もスタメン出場したが、特に見せ場がないまま、前半のみで交代している。ワールドカップの23人に招集されるため、アピールしたいところだが、それには及ばないパフォーマンスだった。
清水 英斗
サッカーライター。1979年生まれ、岐阜県下呂市出身。プレイヤー目線でサッカーを分析する独自の観点が魅力。著書に『サッカーは監督で決まる リーダーたちの統率術』、『サッカー観戦力が高まる~試合が100倍面白くなる100の視点』、『サッカー守備DF&GK練習メニュー 100』など。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
男子 決勝 近畿大学附属(大阪) vs. 静岡学園(静岡) インターハイ2026 全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会
8月1日 午後12:15〜
-
男子 準決勝-2 滝川第二(兵庫) vs. 近畿大学附属(大阪) インターハイ2026 全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会
7月31日 午後12:20〜
-
準々決勝-1/準決勝 第14回 和倉ユースサッカー大会 2026【限定】
8月9日 午前8:55〜
-
準々決勝-2 第14回 和倉ユースサッカー大会 2026【限定】
8月9日 午前8:55〜
-
男子 準決勝-1 静岡学園(静岡) vs. 大津(熊本) インターハイ2026 全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会
7月31日 午前9:20〜
-
3位決定戦/決勝 第14回 和倉ユースサッカー大会 2026【限定】
8月10日 午前8:55〜
-
【限定】U-16インターナショナルドリームカップ2026 JAPAN 第1節 U-16フランス代表 vs. U-16アルゼンチン代表
6月3日 午後12:50〜
-
男子 準々決勝-1 桐光学園 vs. 滝川第二 インターハイ2026 全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会【限定】
7月29日 午前9:20〜
J SPORTSで
サッカー&フットサルを応援しよう!

