人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サッカー フットサル コラム 2018年4月16日

レスターのピュエル監督が戦前から課題に挙げていた不安が的中

今週のプレミアムゴール by 清水 英斗
  • Line

ところが、そこに後ろから走り込んできたのが、ケヴィン・ロングだ。ウッドを押さえながらクリアを試みたマグワイアだが、組み手状態になっているので、ジャンプできない。また、背後から来ているロングにも気づいてない。こうして、勢いをつけたロングは高くジャンプし、マグワイアの上から頭で叩くことに成功した。

鍵を握ったのは、空中戦の数的優位だった。ロングが走り込んでくる寸前、競り合っていたウッドはサッとDFマグワイアから離れ、ロングにぶつからないように避けている。おそらくサインプレーだろう。レスターの空中戦ではDFマグワイアが最強のコマだが、あえてその最強の2人をぶつけ、競り勝った格好だ。

もし、レスターがこれを防ぐとしたら、ロングの前にいたシンプソンが、身体でブロックしてくれれば良かったかもしれない。しかし、虚を突かれ、空中戦をマグワイアに任せてしまったのか、その場に立ち尽くすだけだった。

これで2-0とされた後、レスターも反撃に出たが、堅守のバーンリーからは後半に1点を返すに留まり、2-1でバーンリーが決戦を制した。

岡崎慎司もスタメン出場したが、特に見せ場がないまま、前半のみで交代している。ワールドカップの23人に招集されるため、アピールしたいところだが、それには及ばないパフォーマンスだった。

代替画像

清水 英斗

サッカーライター。1979年生まれ、岐阜県下呂市出身。プレイヤー目線でサッカーを分析する独自の観点が魅力。著書に『サッカーは監督で決まる リーダーたちの統率術』、『サッカー観戦力が高まる~試合が100倍面白くなる100の視点』、『サッカー守備DF&GK練習メニュー 100』など。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
サッカー フットサルを応援しよう!

サッカー フットサルの放送・配信ページへ