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ところが、そこに後ろから走り込んできたのが、ケヴィン・ロングだ。ウッドを押さえながらクリアを試みたマグワイアだが、組み手状態になっているので、ジャンプできない。また、背後から来ているロングにも気づいてない。こうして、勢いをつけたロングは高くジャンプし、マグワイアの上から頭で叩くことに成功した。
鍵を握ったのは、空中戦の数的優位だった。ロングが走り込んでくる寸前、競り合っていたウッドはサッとDFマグワイアから離れ、ロングにぶつからないように避けている。おそらくサインプレーだろう。レスターの空中戦ではDFマグワイアが最強のコマだが、あえてその最強の2人をぶつけ、競り勝った格好だ。
もし、レスターがこれを防ぐとしたら、ロングの前にいたシンプソンが、身体でブロックしてくれれば良かったかもしれない。しかし、虚を突かれ、空中戦をマグワイアに任せてしまったのか、その場に立ち尽くすだけだった。
これで2-0とされた後、レスターも反撃に出たが、堅守のバーンリーからは後半に1点を返すに留まり、2-1でバーンリーが決戦を制した。
岡崎慎司もスタメン出場したが、特に見せ場がないまま、前半のみで交代している。ワールドカップの23人に招集されるため、アピールしたいところだが、それには及ばないパフォーマンスだった。

清水 英斗
サッカーライター。1979年生まれ、岐阜県下呂市出身。プレイヤー目線でサッカーを分析する独自の観点が魅力。著書に『サッカーは監督で決まる リーダーたちの統率術』、『サッカー観戦力が高まる~試合が100倍面白くなる100の視点』、『サッカー守備DF&GK練習メニュー 100』など。
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