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サイクル ロードレース コラム 2024年4月20日

【Cycle*2024 リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ ファム:プレビュー】春の伝統レースのフィナーレを飾る152.9kmの女子レース、強く美しい戦いを待ちわびる

サイクルロードレースレポート by 山口 和幸
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リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ ファム

2023リエージュのニエウィアドマ

SDワークス・プロタイムではフォレリングがいよいよエースとして活躍する時期になった。パリ〜ルーベ ファムを回避し、アムステルゴールドレース レディースではアシストを務めた。4日前のフレーシュ・ワロンヌ フェミニーヌでは連覇を狙ったが、残り200mのパワー勝負でキャニオン・スラムレーシングのカタジナ・ニエウィアドマ(ポーランド)に負けた。

2023年のこの時期はアムステルゴールドレース レディース、フレーシュ・ワロンヌ フェミニーヌ、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ ファムと3連勝し、ツール・ド・フランス ファムでも初の総合優勝を達成したフォレリング。しかし今季は依然勝ち星なし。

実はこのフォレリングの立場は、世界チャンピオンのコペッキーがリエージュ〜バストーニュ〜リエージュ ファムのメンバーに初起用されたことで揺らいでいる。地元ベルギーのアイコン的存在コペッキーは、2週間前にパリ〜ルーベ ファムで絶好調の走りを示し、リエージュ初参加に向けて準備を整えてきた。フォレリングとコペッキーがどんな役割分担をするのかが注目点で、その結果によっては今シーズン全体のチームの方針にも影響を与えかねない。

キャニオン・スラムレーシングのニエウィアドマもあなどれない。リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ ファムですでに4回トップ10入りを果たしている。4日前のミュール・ド・ユイでフォレリングを置き去りにした勝利は、ニエウィアドマの成長ぶりを明らかにさせた。ニエウィアドマには、2023年のレースで強さを見せたエリーズ・シャベイ(5位)とソラヤ・パラディン(9位)という2人のアシストがいるのが強みだ。

そのミュール・ド・ユイでニエウィアドマとフォレリングに続いて3位に入ったリドル・トレックのエリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア)もチームの総合力を考慮すると優勝候補。ロンド・ファン・フラーンデレンではシリン・ファンアンローイのアシストを受けてゴール勝負を制して優勝し、さらにファンアンローイも3位になった。2023年のリエージュでは、若手イタリアの後任候補ガイア・レアリーニと連携して2位に、レアリーニも7位となった。2024年は3選手ともスタートラインに並ぶ。

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