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【ブエルタ・ア・エスパーニャ2023 第17ステージ結果速報】ログリッチがブエルタ区間通算12勝目、ヴィンゲゴーは区間2位、区間3位のクスは29歳の誕生日にマイヨ・ロホをキープ
サイクルNEWS by J SPORTS 編集部ブエルタ区間通算12勝目のプリモシュ・ログリッチ
ブエルタの第3週は山場がいっぱい山岳もいっぱい、 難関山頂フィニッシュを飾るに相応しい神話的な山アングリルが登場、124.4kmの超短距離コース。アクチュアルスタートが切られると、青玉ジャージを纏ったレムコ・エヴェネプール(スーダル・クイックステップ)がアタックを仕掛ける。この日も長く激しいアタック合戦が45km続き、エヴェネプールはチームメートのマティア・カッタネオとともに先行することができた。時には5人で、時には11人で、時には2人で、30秒後方にはメイン集団が迫り来る。
最初の1時間で49.5kmを走ったエヴェネプールとカッタネオは最初の1級コリャディエリャでエスケープの仲間を全て振り落とし、マルク・ソレル(UAEチームエミレーツ)が単騎で追う。山頂で10ポイントを加算しダウンヒルをこなしアングリルの門番1級コルダルまでたどり着くとカッタネオへ感謝を伝えたエヴェネプールは単身山岳ポイント収集の旅へ、メイン集団はユンボ・ヴィスマの牽引で2分半のタイム差でレースをコントロール。
山頂をエヴェネプールが先頭通過し安全マージンは取りつつ脚は緩めずに下り、ここまでの平均時速43.8km/hでアングリルへ。メイン集団は1分20秒後にバーレーン・ヴィクトリアス隊列が先頭で上り始める。アントニオ・ティベーリ、ワウト・プールスと牽引は続き、アレクサンドル・ウラソフ(ボーラ・ハンスグローエ)やフアン・アユソ(UAEチームエミレーツ)がついていけなくなり、ロマン・バルデ(チームDSM・フィルメニッヒ)のアタックで速度が上がり、残り距離5.6kmでこの日の敢闘賞のエヴェネプールを吸収した。
霧で視界が遮られる中、プールス、サンティアゴ・ブイトラゴ、ミケル・ランダ(ともにバーレーン・ヴィクトリアス)とマイヨ・ロホ着用のセップ・クス、今年のツール覇者ヨヨナス・ヴィンゲゴー、今年のジロ覇者プリモシュ・ログリッチ(ともにユンボ・ヴィスマ)の6人の集団となった。
残り距離3kmでログリッチがペースアップ、沿道の応援が盛り上がる20%の激坂エリアでランダは背後につけている、開けた場所に出るとログリッチの背後にはヴィンゲゴーとクスのしかいない、クスが無線で一言伝えるとログリッチとヴィンゲゴーはペースをあげ、遅れたクスにはランダが合流し一緒に山頂を目指す。
そのままペダルを踏み続けたログリッチはブエルタ区間通算12勝目、ヴィンゲゴーは区間2位、クスが区間3位で自身29歳の誕生日にマイヨ・ロホを守ることができた。
「戦術的なものではなかった、最後の上りで行ったところはとても急だった、自分のテンポで走り上りで差がついた」ログリッチ勝利後インタビュー
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