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サイクル ロードレース コラム 2023年9月10日

【ブエルタ・ア・エスパーニャ2023 第14ステージ結果速報】復活のレムコ・エヴェネプール、大逃げを決めて区間優勝と山岳賞ジャージを攫う

サイクルNEWS by J SPORTS 編集部
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第15ステージコースマップ

第15ステージコースマップ

9月10日(日)第15ステージ
パンプローナ > レクンベリ
158.5 km(丘陵)

ダウンヒラーにとっては待ちに待ったチャンス。山頂フィニッシュが全部で9回も詰め込まれた2023年大会において、下りフィニッシュはほとんど見当たらない。猛スピードで山を駆け下りた直後に、両手を挙げられるのは、ただセンスとテクニックと勇気を兼ね備えた選手だけ。

2020年第2ステージと、スタート地&フィニッシュ地はまったく同じ。3年前もプロトンはパンプローナから走り出し、レクンベリで勝負を争った。コロナ禍中だった3年前とは違って、日曜日の沿道は、きっとたくさんの観客で賑わうに違いない。ただコース自体は同じではない。前回は異なる3つの山を巡ったが、今回は序盤60kmでたっぷりと無名のアップダウンをこなしてから、3級リサラガと2級スアララテ×2回登坂の組み合わせ。最終盤は約30kmほどの大きな輪を1周半描く、いわゆる周回コース仕立てだ。

つまり2級スアララテが勝負の鍵を握る。上りは全長7.3kmで、平均勾配は4.8%。3年前にマルク・ソレルが下りアタックで独走勝利を決めた1級峠(9.5km、7.9%)に比べれば、パンチは少々弱いかもしれない。肝心の下りも全長約7kmで、勾配はマイナス3.5%前後。ただ下りはほとんど直線に近く、コーナーはまばらにしか存在しないから……恐ろしいほどスピードが出る可能性がある!

2度のアップヒルとダウンヒルをめまぐるしくこなしたら、ラスト約1.5kmは平地基調。翌日は待ちに待った2回目の休息日。明日のことなど気にせず、あとはフィニッシュラインまで全力で駆け抜けるだけだ。

高低差図

高低差図

ステージ詳細テキスト:宮本あさか

J SPORTS編集部

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